在宅で仕事を始めたころ、ノートPCだけで乗り切ろうとしていました。最初は「まあいける」で、数日後に首と肩が静かに終わる。気づくと画面に顔が近い。疲れの原因って、スペックより先に“置き方”でした。ここを押さえると、買い替えの判断もブレません。
まず結論:買う前に「高さ・距離・光」を固定する
モニター選びって、インチや解像度から入る人が多いけど、在宅だと順番が逆のほうがラクです。机の奥行き、椅子の高さ、窓の位置。ここが決まらないまま高性能モニターを置くと、結局つらいまま。
私が一番効いたのは、モニターの高さを変えること。安い木製スタンドのモニタースタンド 木製でも効果は出るし、ちゃんとやるならアームが強い。画面が“自分に合わせて動く”だけで、姿勢を戻す回数が減りました。
在宅モニター、失敗あるある3つ(全部やった)
失敗①:ノートPC直置きで首が前に出る
これ、気合いでは直らない。ノートを上げるならノートパソコン スタンドを入れて、外付け入力に逃がすのが早いです。
失敗②:窓の反射で無意識に前のめり
昼は平気でも夕方から急に見づらくなるタイプ。ブラインドで消すのが正攻法だけど、照明の当て方でも改善します。私はライトを変えてから、画面の輝度を下げられるようになりました。モニター上に載せるならBenQ ScreenBar Haloみたいなライトバーが相性いい。
失敗③:解像度を上げたのに文字が小さすぎる
4Kにしたら「細かすぎて逆に疲れる」ってやつ。原因は拡大率と文字サイズの未調整でした。買って満足して設定を放置すると、損します。
仕事別に“合うモニター”は変わる
文章・表計算が多いなら、目が迷子にならない安定感が大事。ここで候補に上がりやすいのが、USB-C一本で給電もできる4K系です。たとえばDell U2723QEは「とりあえず在宅で困らない」方向の代表格。似た路線ならLG 27UP850-Wも探す人が多い印象です。
デザインや写真寄りなら、色や表示の癖に気を使う人が増えます。BenQ PD2705UやASUS ProArt PA279CVみたいに、制作向けを最初から選ぶと後悔しにくい。私は「なんでもいいでしょ」で買った時期があって、結局“目が疲れない方向”に戻ってきました。
目の疲れやすさを最優先する人は、オフィス系の文脈で名前が出るEIZO FlexScan EV2785みたいな系統を検討する流れになります。高いけど、長時間の在宅だと価値が見えやすいタイプ。
1枚・2枚・ウルトラワイド:迷ったら“首の動き”で決める
2枚構成は便利。ただ、配置が甘いと首が常に左右に揺れて地味に疲れます。私は一時期2枚にして、結局メインだけ正面・サブは補助に落ち着きました。
ウルトラワイドは「ウィンドウ整理が苦じゃない人」に刺さる。定番で名前が出るのはDell U3423WEあたり。もう少し手頃な方向ならLG 34WN80C-Bみたいな候補も出てきます。
縦の情報量が欲しい人は、変化球としてLG DualUp 28MQ780を検討する流れもあります。資料を縦に見たい、コードや文章をスクロールしたくない人に向くやつ。
モニターアームは“姿勢の保険”
正直、在宅の快適さってモニター単体よりアームで跳ねます。王道はエルゴトロン LX モニターアーム。予算を抑えるならAmazonベーシック モニターアームやCOFO モニターアームに流れる人も多い。どれでもいいから“高さと距離を変えられる状態”にしてしまうと、悩みが一段減ります。
配線と接続で詰まると一気に嫌になる(ここも先に潰す)
在宅で地味に萎えるのが、接続が不安定なやつ。USB-C一本運用を目指すなら、ハブやドックで安定させるのが楽です。軽めならAnker USB-C ハブ 8-in-1、ガチ運用ならCalDigit TS4みたいな路線も出てきます。
ケーブルはケチると沼りがち。映像が途切れるとか、妙にちらつくとか。HDMIで固めるならHDMI 2.1 ケーブル 2m、DisplayPort派ならDisplayPort 1.4 ケーブルを最初から押さえておくと、原因切り分けが早いです。
会議が多い人は「カメラ位置」で疲れる
在宅会議が多いと、視線が合わないストレスが積み重なります。外付けカメラで位置を作ると一気にラク。定番ならLogicool C920n、在宅向けの候補としてAnker PowerConf C200もよく検索されます。
入力デバイスは“疲れの出口”を作る
モニターを整えても、手首や肩が残る人は入力が原因だったりします。私はマウスをLogicool MX Master 3Sに変えたとき、クリックのストレスが減って地味に助かりました。キーボードも、ノートの浅い打鍵から解放されると仕事のテンポが上がる。Logicool MX Keysみたいな方向に行く人が多いのもわかる。
足元が落ち着かないなら、姿勢が崩れて肩に来ます。サンワサプライ フットレストみたいな補助で“座り方のクセ”が減るケースもあります。
買った後の設定で勝負が決まる(ここだけはやる)
最後に、私が「これやっとけばよかった…」と思った順番で。
- 明るさを部屋に合わせて下げる(眩しいままは目が先に負ける)
- 文字サイズ・拡大率を“読める”側に寄せる(細かさは正義じゃない)
- 映り込みを潰す(光源の位置、ライトの角度、窓の向き)
- 60分に一度は立つ(気合いじゃなく仕組みでやる)
在宅のモニター環境は、完成じゃなくて調整の連続です。だからこそ、設置が動かせる状態にして、設定をいじれる余白を作る。ここまでやると、モニター選びも「正解探し」じゃなく「自分の最適化」になっていきます。疲れが減ると、仕事の終わり方も変わります。今日は高さから、いきましょう。


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