モニターを捨てたいだけなのに、いきなり「それは回収できません」と言われたことがある。自治体の粗大ごみに申し込んで当日出したら貼り紙が付いて戻ってきた、あの感じ。結局、モニターは“何のモニターか”でルートが変わる。ここを最初に押さえると、処分が一気に短距離になる。
まず確認したいのは、あなたのそれが「テレビ扱い」か「PCモニター」か。背面の端子や型番を見て、チューナー(地デジが映る機能)があるならテレビ側に寄る。逆に、映像入力がHDMIやDisplayPort中心で、放送受信の機能が無いならPC用ディスプレイとして考えるのが早い。見た目が大画面でも、チューナーが無い“チューナーレス”はここで迷いやすい。
いちばんラクなのはメーカー回収(PCリサイクル)に乗せること
自分が一番助かったのは、メーカー回収で送って終わらせる方法だった。やることは単純で、背面ラベルのメーカー名と型番をスマホで撮影して、メーカーの回収窓口から申し込むだけ。購入時期が新しめで「PCリサイクルマーク」が付いている個体なら、追加料金なしで進められることも多い。ここは“無料かもしれない可能性”があるので、最初に確認する価値が高い。
ただ、体験的に詰まりやすいのが梱包。元箱が残っていれば最強だけど、たいてい無い。僕は最初、家にある段ボールを継ぎ足して作ろうとして途中で諦めた。結局、専用の箱と緩衝材があると作業時間が全然違う。モニターのサイズに合う箱が無いなら、最初から通販で揃えた方が安い場合もある。
例えば、箱はモニター梱包用ダンボール 19~27インチみたいにサイズで探すと早いし、27インチ固定ならモニター梱包用ダンボール 27インチで絞り込むと迷わない。緩衝材はエアキャップ(プチプチ)ロールが一番使いやすくて、画面側は二重に巻いて、角だけ厚めにすると安心感がある。角が不安ならコーナーガード 梱包 角当てを足すと、配送中の“角から割れるやつ”をだいぶ避けられる。
梱包って、最後はテープ勝負になる。普通のセロハンは心細いので、僕はOPPテープ 48mmで箱の継ぎ目を全部補強した。重さがあるなら布テープ 梱包用の方が安心。ケーブル類はバラけると面倒なので、結束バンドか、後で再利用しやすいケーブル まとめる 面ファスナーで束ねると気持ちよく片付く。
作業中の小さなストレスも地味に効く。ネジが硬いスタンドを外すとき、手が滑ってヒヤッとしたので、次からは軍手 作業用を使っている。割れの不安がある古い個体なら、念のため保護メガネ 作業用もあると安心。細いネジが多いモデルは精密ドライバー セットがあるだけで作業が止まらない。
メーカーが不明、回収不可なら“詰み”じゃない
中古で買ったり、ロゴが消えていたり、海外ブランドで窓口が見つからないこともある。そのときに焦って自治体へ戻ると遠回りになりやすい。僕がこのパターンで助かったのは、「まずは公式系の回収窓口を当てに行く」という発想だった。メーカーが無い・回収する事業者が見つからない場合でも、受け皿が用意されていることがあるので、そこを探す方が現実的。
自治体の小型家電回収に乗るなら、先に“ルールの壁”を見ておく
自治体回収は、ハマると最速。でも、自治体ごとに扱いが違うのが落とし穴だ。「不燃で出せる」と思い込んで持ち込むと断られることがある。だから、自治体名と「パソコンモニター」「ディスプレイ」で公式ページを探して、出し方の指定(回収ボックス、持ち込み、対象サイズ、付属品)を先に確認したほうがいい。ここをやるだけで、当日の空振りが減る。
量販店回収は“ついで処分”に向く
引っ越し前や大掃除のタイミングで、手続きを考える余裕がないときは量販店が便利。買い替えと同時に回収をお願いできたり、箱に詰めて送るタイプがあったりする。手間をお金で解決する感じ。店頭へ持っていける人なら、梱包を簡略化できる可能性があるのも強い。
捨てる前の最終チェック:ここだけやっておくと後悔しない
最後に、捨てる前の“地味だけど効く”チェックをまとめる。
まず、ケーブル類をまとめておく。バラバラだと途中で失くすし、回収ルートによっては「ケーブルは別」と言われることもある。
次に、スタンドのネジを外すなら作業環境を整える。床に毛布を敷いて、画面を下にして、角を守る。梱包を前提にするとこの順番が安定する。
そして、もしスマートモニター系でWi-Fiやアカウントを入れているなら、初期化を忘れない。モニターは“ただの表示機”に見えて、意外と個人情報が残る。
モニター処分は、勢いで動くほど遠回りになる。最初に「テレビ扱いか」「PCモニターか」を切って、メーカー回収→ダメなら別ルート、自治体は公式確認、量販店は時間を買う。これだけで、捨てる作業が“迷路”から“手順”に変わる。


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