ゲーム用モニター選びは、正直「何を遊ぶか」で答えが割れる。FPSで勝ちたいのか、PS5で120Hzを気持ちよく回したいのか、RPGや映画もまとめて楽しみたいのか。ここを外すと、スペックは立派なのに「なんか微妙」で終わる。
僕が一番ハッキリ体感したのは、60Hzから高リフレッシュレートへ変えた瞬間。視点移動が軽くなって、敵の動きが追いやすい。エイムを止めるときの“引っかかり”が減って、いつものマップが別物に見えた。ところが、最初の数日は「そこまで変わらないな」とも感じた。原因は単純で、設定とケーブルが噛み合っていなかった。
まず結論から。競技寄りなら高Hz優先、PS5中心なら端子とVRR優先、没入系なら画質とサイズ優先。以下はその判断を迷わずやるための道筋。
1) 目的別の正解を決める:PC?PS5?それとも両方?
PCでFPSや格ゲーをやるなら、最初に見るべきはリフレッシュレート。迷ったら「高Hzの定番どころ」を軸に探すと早い。たとえば、ガチ寄りの代表格であるASUS ROG Swift ゲーミングモニターや、コスパと機能のバランスで選びやすいASUS TUF Gaming ゲーミングモニターは検索すると候補がズラッと出る。
PS5やXbox Series X|S中心なら、「そのモニターが120HzやVRRをどう扱えるか」が決め手になりやすい。ここでやらかしがちなのが、モニター側は対応しているのに、ケーブルがボトルネックになっているパターン。最初からHDMI 2.1 ケーブル 2mを用意しておくと、切り分けが一気に楽になる。
PCとPS5の両方で使うなら、端子が多くて使い回しやすい系が便利だ。例えば没入寄りから競技寄りまで幅が広いLG UltraGear ゲーミングモニターや、曲面・高性能ラインも含むSamsung Odyssey ゲーミングモニターは「自分の遊び方に寄せる」余地が大きい。
2) リフレッシュレート:144/165Hzで十分?240Hzが必要?
結論は、ゲームジャンルと自分の目の慣れ次第。
・RPGやシミュレーション中心なら、144Hzでも「快適」の天井に届くことが多い。
・FPSで勝ちに行くなら、240Hzを試して初めて分かる差もある。
ただし、ここで落とし穴。高Hzモニターを買っても、Windows側の表示設定が60Hzのままだったり、ゲーム内が上限固定だったりすると、宝の持ち腐れになる。さらに、PC接続はDisplayPortを使うことが多いので、ケーブルも確認したい。僕は一度、ケーブルを替えたら挙動が安定した経験がある。DisplayPort 1.4 ケーブルは地味だけど効く。
240Hzを狙うなら、候補探しの入口としてMSI ゲーミングモニター 240Hzみたいに“目的を検索語に入れる”のが早道。メーカー横断で比較しやすい。
3) 解像度:フルHD・WQHD・4Kは「画面サイズ」とセットで考える
解像度は単独で決めない。サイズと距離で体感が変わるからだ。
24〜25インチならフルHDが扱いやすい。文字が小さくなりすぎず、FPSで視線移動もラク。
27インチはWQHDが気持ちいいライン。細かさと軽さのバランスがいい。検索でもそのままWQHD ゲーミングモニター 165Hzで当たりを引きやすい。
4Kは確かに綺麗。ただ、PCだと負荷が上がるし、ゲーム設定も詰めが必要になる。ガチでいくなら4K ゲーミングモニター 144Hzのように、解像度とHzを同時に満たす前提で探したい。
4) パネルと残像:数字だけでは“体感”が決まらない
スペック表の応答速度(ms)だけで決めると、逆に後悔することがある。オーバードライブを強くすると逆残像が出たり、黒の動きが気になったりするからだ。
没入感や色も大事ならIPSが無難。暗部の沈みやコントラストで選ぶ人はVAがハマる場合がある。勝ちに寄せるなら割り切った系もアリ。ここはレビューの実測が効くので、同じメーカーでもシリーズ単位で比較すると納得しやすい。競技系の文脈ならBenQ ZOWIE ゲーミングモニターを基準にする人も多いし、デザイン含めて満足感を狙うならDell Alienware ゲーミングモニターも候補になりやすい。
「一度は体験したい」枠が有機EL。反応と黒の締まりは本当に別格で、夜のステージが映える。ただ、価格も運用もクセがあるので、いきなり決め打ちするより、まずは有機EL ゲーミングモニター 27インチで相場感を掴んでからでも遅くない。
5) VRR:カクつき対策は「スペック」より「相性」
fpsが上下するゲームほどVRRは効く。スムーズさが増して、ティアリングが減る。体感としては“画面が落ち着く”感じ。PS5側の設定、モニター側の設定、そして対応規格の組み合わせで挙動が変わるので、購入前に「VRR対応(どの範囲か)」を確認しておきたい。
6) 設定術:買ってから5分で“本来の性能”に近づける
ここは体験ベースで言うと、やるかやらないかで満足度が変わる。
PCなら、Windowsのディスプレイ設定でリフレッシュレートを最大にする。ゲーム内の上限fpsやV-Syncも合わせて調整する。VRRを使うならドライバ側も忘れない。
PS5なら、120Hz優先やVRR関連の項目をチェックし、モニター側のゲームモードも確認する。ケーブルが怪しいときは、まずHDMI 2.1 ケーブル 2mに替えて切り分けると早い。
ノートPCやハンドヘルド機でUSB-C出力を使うなら、変換の相性も出る。ここはUSB-C DisplayPort 変換ケーブルを用意しておくと、悩みが減る。
7) 快適さは机まわりで決まる:首と目のダメージを減らす
長時間プレイで一番効いたのは、画質より姿勢だった。モニターの高さが合わないと、数時間で首が固まる。そこでモニターアームを導入したら、目線が揃って楽になった。
定番ならモニターアーム エルゴトロン LXみたいに安定感で選ぶのもいいし、幅広いサイズに合わせるならモニターアーム ガススプリング 27インチで探すのも現実的。VESA非対応っぽい形状のモニターなら、最悪VESA 変換プレートで逃げ道を作れることもある。
夜プレイが多い人は、画面の明るさを上げすぎて目が疲れがち。僕は手元をほんのり照らすだけでラクになった。モニターライト(ライトバー)は派手じゃないけど、地味に効く道具だと思う。
音も没入感を左右する。ボイスチャット中心ならゲーミングヘッドセット、机に置ける環境ならゲーミングスピーカーで探すと選びやすい。
配信も考えているなら注意点がある。4K/120Hz環境はキャプチャで詰まりやすいので、最初からキャプチャーボード 4K 120Hzで条件を固定して探すと、後で泣きにくい。
8) 迷ったときの“ざっくり指針”
勝ちたい:高Hz+低遅延、シリーズ比較で詰める。候補探しはAcer Predator ゲーミングモニターや、幅広く当たりがあるGIGABYTE ゲーミングモニターが入口になる。
コスパで固めたい:価格帯が強いAOC ゲーミングモニターや、国内でも人気が出やすいPixio ゲーミングモニターを軸に、欲しい条件を足していく。
国産で安心したい:情報が追いやすいI-O DATA GigaCrysta ゲーミングモニターを見て、性能と保証のバランスで決める。
ミニLEDや高画質系も気になる:候補が多いINNOCN ゲーミングモニターで「画質寄り」の選択肢を眺めるのも楽しい。
最後にひとこと。モニター選びは“数字の勝負”に見えるけど、実際は「自分の遊び方に合うかどうか」で満足度が決まる。用途を決めて、端子と設定で取りこぼしを消す。これだけで、同じ予算でも一段気持ちよく遊べる。


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