電源ボタンを押しても反応しない、画面が真っ暗のまま、起動直後にフリーズする――そんなときに最初に試したいのが「放電(帯電リセット)」だ。GALLERIAは高性能ゆえに周辺機器や電源環境の影響も受けやすく、原因が大げさに見えても“残った電気”が悪さをしているだけのケースがある。まずは安全に、そして短時間で切り分けるための手順をまとめておく。
放電に入る前に、やることはたった二つ。ひとつは周辺機器を全部外すこと、もうひとつは電源まわりを単純化することだ。具体的には、雷サージ対策が弱いタップを使っているなら、いったん雷サージ付き 電源タップに替えてみる。突然の瞬断や電圧の揺れが疑わしい環境なら、UPS 無停電電源装置 700VAを挟むだけで挙動が落ち着くこともある。デスクトップなら電源ケーブル自体の接触不良も起きるので、手元に予備の電源ケーブル PC用 3ピンがあると切り分けが早い。
ここからが放電の本番。ノートPCとデスクトップで手順が微妙に違うので、該当する方だけ実施してほしい。
ノートGALLERIAの放電(内蔵バッテリー想定)は、①電源ボタン長押しで強制終了、②ACアダプターを抜く、③USB機器や外部ディスプレイを外す、④電源ボタンを10〜15秒ほど長押し、⑤数分放置、⑥ACアダプターだけ戻して起動確認、という流れになる。もしUSB-C給電の運用が多い人は、相性の切り分けも兼ねてノートPC USB-C PD 65W 充電器とノートPC USB-C PD 100W 充電器で挙動を見比べると、原因が「電源」なのか「本体」なのか判断しやすい。丸型端子のアダプターを使うモデルなら、互換品を試す前に純正の状態を優先しつつ、どうしても予備が必要な場合はノートPC用 ACアダプター 互換 19Vのレビューを慎重に確認したい。バッテリー劣化が疑わしいときは、放電で一時的に復帰しても再発しやすいので、ノートPC 交換用 バッテリーの検討も現実的な選択肢になるだろう。
デスクトップGALLERIAの放電は、①シャットダウン(無反応なら強制終了)、②電源ケーブルを抜く、③背面スイッチがある電源ユニットならOFF、④周辺機器を外す、⑤本体の電源ボタンを10秒以上長押し、⑥数分放置、⑦電源ケーブルだけ戻して起動確認、が基本形だ。ディスプレイ周りで「映らない」だけの可能性もあるから、ケーブルはHDMI ケーブル 2.0 2mとDisplayPort ケーブル 1.4で切り替えてみると、意外なところで詰まりが見つかることもある。
放電で起動したら、そのまま「直った」で終わらせないほうがいい。再発を防ぐには、ホコリと接触不良の芽を摘むのが近道だ。ケース内部に触れる予定があるなら、静電気対策としてESD リストストラップ 静電気防止 リストバンドや帯電防止 マット ESD 作業マットを使うと安心感が段違い。ホコリ除去はエアダスター 電動 ブロワーが手軽だが、たまにしかやらないならエアダスター 缶でも十分役に立つ。端子の汚れが気になるなら、拭き取り用途で無水エタノール 電子機器 クリーニングを少量使い、抜き差しで改善を狙うなら接点復活剤が効く場面もある。
それでも再発する、あるいは放電しても無反応が続くなら、次の候補は「電源ユニット」「BIOS周り」「ストレージ」「メモリ」あたりに寄ってくる。電源が怪しいと感じたら、年数や負荷に見合ったATX 電源ユニット 750W 80PLUS Goldへ更新するのは効果が出やすい。BIOSの設定が崩れていそうならCMOSクリアが視野に入るが、作業が必要になるため精密ドライバー セットと予備のCMOS 電池 CR2032を用意しておくと焦らずに済む。起動はするけれど不安定で、データ退避が最優先なら、作業中に持ち運べる外付けSSD 1TB USB 3.2が心強いし、内蔵ドライブを直接吸い出すならSATA-USB 変換アダプター 2.5インチが役に立つ。万一に備えて回復ドライブを作るなら、容量と相性の無難さでUSBメモリ 32GB Windows 回復ドライブを一本持っておくと、いざというとき動ける。
ちなみに、放電は「初期化」とは別物で、データを消す手順ではない。だからこそ最初に試す価値がある一方、内部作業に踏み込むほど判断は慎重にしたい。保証期間や症状の重さによっては、無理に粘らずサポートへ切り替えるほうが結果的に早く、出費も抑えられることがある。まずは放電で“電源系の一時不良”を取り除き、ダメなら次の一手へ――この順番だけ守れば、GALLERIAのトラブル対応は驚くほど整理できるはずだ。


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