「SONYのモニターヘッドホンって結局どれが正解?」と悩む人は多い。理由は単純で、音の好みで探し始めると沼るから。モニター用途は“気持ちよく聴く”より“粗が見える”が優先になる。だから結論は早い。録音や配信で自分の声をしっかり追うなら密閉、ミックスで空間や定位まで詰めたいなら開放、迷ったら定番の型番から入る。これだけで候補はほぼ絞れる。
まず、モニター用途を3つに分ける。ここを間違えると買い替えになる。
ひとつ目は「録音・配信の自分の声チェック」。サ行の刺さり、息の混ざり、部屋鳴り、マイクのノイズ。こういう“嫌な要素”に早く気づくほど編集がラクになる。二つ目は「ミックスのバランス作り」。低域が盛られすぎてないか、ボーカルが埋もれてないか、左右の定位が崩れてないか。三つ目は「演奏・トラッキングの回り込み防止」。歌録りやギター録りでは音漏れが致命傷になりやすいので、基本は密閉が有利だ。
ここからSONYの代表モデルを、キャラで一気に整理する。
まず現場の定番として語られやすいのが、(SONY MDR-CD900ST:https://www.amazon.co.jp/s?k=SONY+MDR-CD900ST&tag=opason-22)。これは“粗探しが得意”な方向に振り切ったヘッドホンとして知られていて、歌の編集をやっているとサ行やリップノイズが先に見つかる感覚がある。音場は広くないので、空間の気持ちよさより、音の輪郭と違和感の発見に向く。補足すると、最初の一台にすると「聴いてて疲れる」と感じる人もいるが、それはむしろ仕事用としては正常。気持ちよさでごまかさない。
次に、海外の現場含めて定番として名前が挙がるのが、(SONY MDR-7506:https://www.amazon.co.jp/s?k=SONY+MDR-7506&tag=opason-22)。密閉型で扱いやすく、作業の基準機として置いておきやすい。個人的な体感だと、CD900STほど刺さらず、でもモニター用途で必要な情報量は確保されている印象になることが多い。カールケーブルは立ち回りには便利だけど、机での編集だと絡みやすい日もある。こういう小さなストレスが積み重なるので、環境に合うかは要チェックだ。
そして最近の「ちゃんと現代向けに整えた密閉」を探しているなら、(SONY MDR-M1:https://www.amazon.co.jp/s?k=SONY+MDR-M1&tag=opason-22)が候補に入る。長時間の編集やミックスでは、音以前に装着感が勝敗を分ける。側圧が強すぎると集中が切れるし、蒸れやすいと無意識に外してしまう。M1はそういう“続けやすさ”に寄せた設計の文脈で語られやすい。理由は単純で、今は配信や在宅制作が増えて、数時間単位の使用が当たり前になったから。補足として、着脱式ケーブルの便利さも地味に効く。断線のときに本体を買い替えなくて済むだけで、精神的にラクだ。
最後に、ミックスで定位や空間まで追い込みたい人が気になりやすいのが、開放型の(SONY MDR-MV1:https://www.amazon.co.jp/s?k=SONY+MDR-MV1&tag=opason-22)。開放は音漏れ前提なので環境を選ぶけれど、左右の広がりや奥行きが掴みやすいと感じる人が多い。パン振り、コーラスの広がり、リバーブの残り方。そういう“空間の表情”が見えやすい方向だ。補足すると、家族がいる部屋や収録ブースでは使いにくい場面もあるので、用途がはっきりしている人向けになる。
ここで「買う前に確認すること」を、実用目線でまとめる。
まず密閉か開放か。歌録り中心なら密閉が無難。深夜の作業や同居環境でも密閉が強い。次に鳴らしやすさ。スマホ直挿し派ならインピーダンスや感度は気にしておきたい。オーディオインターフェースを使うなら話は早くて、例えば(Focusrite Scarlett 2i2:https://www.amazon.co.jp/s?k=Focusrite+Scarlett+2i2&tag=opason-22)や(Steinberg UR22C:https://www.amazon.co.jp/s?k=Steinberg+UR22C&tag=opason-22)のような定番機で駆動面の不満が出にくくなる。ヘッドホンアンプを足すなら(FiiO K7:https://www.amazon.co.jp/s?k=FiiO+K7&tag=opason-22)や(iFi ZEN DAC V2:https://www.amazon.co.jp/s?k=iFi+ZEN+DAC+V2&tag=opason-22)みたいな据え置きも選択肢だが、まずは環境を増やしすぎない方が失敗しにくい。
装着感も軽視しない。試聴5分だと分からないのが、耳の熱、頭頂部の当たり、メガネとの干渉。ここが合わないと、どんな名機でも使わなくなる。だから、消耗品のイヤーパッドも最初から視野に入れる。例えば(MDR-CD900ST 交換用イヤーパッド:https://www.amazon.co.jp/s?k=MDR-CD900ST+%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E7%94%A8%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89&tag=opason-22)や(MDR-7506 交換用イヤーパッド:https://www.amazon.co.jp/s?k=MDR-7506+%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E7%94%A8%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89&tag=opason-22)を見ておくと、維持コストのイメージが湧く。CD900STだと(YAXI stpad2(CD900ST向け):https://www.amazon.co.jp/s?k=YAXI+stpad2&tag=opason-22)みたいな定番カスタムも話題に上がりやすい。パッドで音が少し変わるので、最初は純正で慣れてからでもいい。
ケーブルと変換プラグも現場では地味に重要。標準プラグとミニプラグの行き来が多いなら、(6.3mm⇔3.5mm 変換プラグ:https://www.amazon.co.jp/s?k=6.3mm+3.5mm+%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0&tag=opason-22)を一つ常備しておくと安心だ。保管は適当でもいいが、型崩れやケーブルの癖を減らしたいなら(ヘッドホンスタンド:https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9B%E3%83%B3+%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%89&tag=opason-22)があると地味に生活が整う。
用途別に、選び方の着地点を置いておく。
歌録り・配信中心なら、音漏れを避けたいので密閉で、編集で粗を拾うなら(SONY MDR-CD900ST:https://www.amazon.co.jp/s?k=SONY+MDR-CD900ST&tag=opason-22)、総合の扱いやすさなら(SONY MDR-7506:https://www.amazon.co.jp/s?k=SONY+MDR-7506&tag=opason-22)、長時間の快適さも重視するなら(SONY MDR-M1:https://www.amazon.co.jp/s?k=SONY+MDR-M1&tag=opason-22)に寄る。ミックス中心で空間の確認もしたいなら(SONY MDR-MV1:https://www.amazon.co.jp/s?k=SONY+MDR-MV1&tag=opason-22)も候補になる。結局は「何を聴き取りたいか」で決まる。
最後に、ありがちな失敗を一つだけ。低音が気持ちよくて決めると、あとでミックスが崩れる。理由は、盛られた低域に耳が慣れて、キックやベースを必要以上に削ったり、逆に足したりしてしまうから。補足として、購入直後は好きな曲を流すより、編集で困っている自分の素材を流した方が判断が早い。サ行、キック、定位、この3点だけでいい。そこが見えるなら、モニターとしてはもう合格ラインに近い。


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