机の上を広くしたくてモニターアームを買ったのに、なぜか首と肩がラクにならない。原因を辿ると「ポールの高さが足りない」「机がしなる」のどちらかに当たることが多い。僕も最初は可動域の写真だけ見て決めて、あと数センチ上げられずに姿勢が崩れた。ポール式は合う人には最高だけど、選び方の順番を間違えると地味に詰む。
そもそも「モニターアーム ポール」って何を指す?
結論、検索している人が求めているのは大きく2つだ。
1つ目は、デスクに固定する支柱(ポール)にアームを通して高さを出す、いわゆるポール支柱タイプ。高さ調整が「支柱のどこに付けるか」で決まりやすく、構造が素直で安定しやすい。
2つ目は、メタルラックなどの柱に挟んで付ける“支柱取り付け”タイプ。机ではなく柱に固定するので、環境次第では配線やスペースの自由度が上がる。
ここを分けて考えるだけで、製品ページを見たときの迷子が減る。
失敗しない選び方は「VESA→耐荷重→ポール高→天板」の順
最初に言い切る。ポール式で外したくないなら、見る順番はこれ。
VESA対応が合わないと始まらない
モニター背面のネジ穴(VESA)が合わないと、どれだけ評判が良くても取り付けできない。もし特殊形状で穴が無い・位置が合わないなら、先にVESA 変換プレートの有無を調べておくと手戻りが減る。
耐荷重は「モニター実重量+余裕」
スペックの耐荷重は“上限”だ。ギリギリにすると、角度調整がズレたり、固定が不安定に感じたりする。特にデュアルは片側だけ重いと支柱全体がねじれやすいので、余裕を持たせたい。
ポールの高さは“足りない”が一番つらい
僕の失敗がこれ。上げたいのに上がらないと、結局イスを下げたり前のめりになったりして本末転倒になる。高めの環境を作りたいなら、長身ポールで有名なエルゴトロン LX デスクモニターアーム 長身ポール 45-295-026みたいに「高さで選ぶ」発想に切り替えると一気にラクになる。逆に、そこまで高さが要らないならコスパ重視に寄せていい。
天板厚と固定方式が合わないと、ぐらつきの沼へ
クランプが入らない机、天板が柔らかい机は本当にある。後から気づくと面倒だ。揺れが気になるなら、先にモニターアーム 補強プレートを視野に入れておくと安心感が段違い。僕はこれを入れてからタイピング時の微振動がかなり減った。
用途別に「このタイプ」を選ぶと迷わない
ここからは理由をハッキリさせる。
まずはシングルで、固定運用ならポール式が気持ちいい
固定して使うなら、ポール式はシンプルで扱いやすい。例えば、価格帯を抑えつつ必要十分を狙うならHUANUO ポール式シングルモニターアーム 17-32インチのような定番の探し方がしやすい。型番で探す派ならHUANUO ポール式シングルモニターアーム HNSS32Gみたいに絞ると、似た製品に流されにくい。
デュアルなら「干渉しない長さ」と「耐荷重の余裕」
デュアルは見た目よりクセが強い。左右のアームがぶつかったり、内側に寄せきれなかったりする。候補としてはHUANUO ポール式デュアルモニターアーム HNDS32Gや、比較でよく出てくるNB NORTH BAYOU デュアルモニターアーム 22-32インチみたいに“デュアル前提”で探した方が早い。シングルを2本買って組み合わせるより、干渉のハズレを引きにくいからだ。
机じゃなく「支柱に付けたい」なら支柱取り付けタイプ
メタルラックや柱に固定したいなら、支柱径の対応がすべてになる。ここを測らずに買うと一発アウト。支柱取り付けの定番としてはサンワサプライ 支柱取り付け液晶モニタアーム CR-LA351、調整幅が気になるならサンワサプライ 支柱取り付け液晶モニタアーム CR-LA352が候補に入りやすい。重量級を想定するならサンワサプライ 高耐荷重支柱取付けモニターアーム CR-LA358という探し方になる。
設置で差が出るのは「仮締め→水平→本締め」
ポール式は、締め方ひとつで印象が変わる。最初から本締めすると微調整がしんどい。
まず仮締めで支柱を立て、モニターを付けてから水平と高さを決め、最後に本締め。ここで一度、デスクを軽く揺らして“揺れ方”を確認しておくと後がラクだ。もし揺れが気になるなら、さっきの補強プレートを早めに入れてしまう方が精神衛生上いい。
仕上げは配線。ここで「使いやすさ」が決まる
ポール式は配線が雑だと、回転させた瞬間にケーブルが突っ張って姿勢が崩れる。見た目も気持ちも落ち着かない。僕はケーブルスリーブ デスク 配線を入れてから、アームを動かす心理的ハードルが下がった。地味だけど効く。
まとめ:ポール式は「高さ」と「固定」がハマる人向け
モニターアームのポール式は、しっかり固定して、狙った高さに置きたい人に向く。逆に、1日に何度も上下させたい人は別方式の方が満足しやすい。
選び方は、VESA→耐荷重→ポール高→天板の順。これだけ守れば、失敗の確率がかなり落ちる。僕みたいに「あと数センチ」で買い直す前に、ポールの高さだけはケチらないでほしい。


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