机にモニターアームを付ける作業は、手順さえ守ればむずかしくない。逆に、最初の確認を飛ばすと一気に詰む。理由は単純で、机側(厚み・裏の出っ張り)とモニター側(VESA・重量)が合っていないと、締まらない・下がる・揺れるの三重苦になるから。ここでは「クランプ式」「グロメット式」どちらでも迷わない流れでまとめる。途中で道具を探しに行かないように、先に机の上へ全部並べてから始めるのがコツだ。
付け方の前に、机とモニターを“採寸”で決め切る
まず机の天板厚を測る。ここが合っていればクランプ式はだいたい勝てる。たとえば エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム や Huanuo モニターアーム、コスパ寄りの NORTH BAYOU(NB)モニターアーム F80 は似た見た目でも対応範囲が違う。補足として、机の裏に幕板や金属フレームがあるとクランプが刺さらないことがある。ここで「いけると思ったのに入らない」が発生しやすい。
次にモニター背面のVESA穴を見る。75×75か100×100が多い。ネジが合わないパターンを先に潰すなら、VESA用ネジセット M4 を手元に置くと安心だった。背面に段差があるタイプは、VESAスペーサー があるとネジが素直に通る。さらに特殊な規格なら VESA変換プレート に逃がす手もある。
体験談:最初の“罠”は天板のたわみだった
自分が一番びびったのは、締めていく途中に天板がミシッと鳴った瞬間。固定はできるけど、跡が残りそうな感触がした。こういう机は、最初から モニターアーム 補強プレート を噛ませたほうが気がラク。さらに、傷が怖いなら クランプ 保護パッド を一枚入れるだけで、締め付けのストレスが減る。机側の不安が消えると、その後の作業が一気に早くなる。
クランプ式の付け方:仮締め→位置調整→本締めで崩れない
クランプ式は「一気に本締めしない」が正解。理由は、位置が数ミリずれるだけでアームの可動域が変わるから。補足として、設置位置はマスキングテープで印を付けると戻せる。自分は マスキングテープ で天板に軽く目印を作ってから進めた。
作業はこう流す。クランプを天板に当てて軽く締め、ポールを立て、アームを仮組みする。ネジは付属の六角が多いけど、手持ちがあると回しやすい。たとえば 六角レンチセット があると作業が止まらない。モニター側のプレート固定でプラスが必要になることもあるので、精密ドライバーセット も一緒に置いておくと気が利く。
モニター取り付けは、できれば二人。無理なら、机の上にタオルを敷いて一度画面を寝かせ、プレートを先に付けてから持ち上げると怖さが減った。メーカーは違っても流れは似ていて、サンワサプライ モニターアーム(クランプ式) や エレコム モニターアーム でも、最後に“本締め”へ行くのは同じだ。
グロメット式の付け方:穴あけ前の位置決めがすべて
グロメットは安定感が出る。理由は天板を挟む面積が広く、力が逃げにくいから。ただし穴あけが必要になる場合は一発勝負だ。補足として、机に既存の配線穴があるならそこを使うとリスクが減る。
もし穴を開けるなら、穴位置を決めてから工具へ。作業は 電動ドリルドライバー と グロメット穴あけ用 ホールソー があると早い。穴あけは粉が出るので、周囲を養生しておくと後悔が少ない。ここだけは丁寧にやったほうがいい。
付けたあとが本番:水平とテンション調整で“完成”になる
固定できたら終わり、ではない。モニターが下がる・上がるの違和感は、ほぼテンション調整で直るから。補足として、ガススプリング系は軽く触れるだけで挙動が変わるので、少しずつ回すのが安全。
水平も一回取ると気持ちいい。自分は 水平器(レベル) を当てて、画面の上辺がピタッと揃ったところで「お、勝ったな」と思った。最後に配線。ケーブルは引っ張られると可動域が死ぬので、ゆるみを残す。まとめるなら 面ファスナー結束バンド が楽で、見た目を一段上げたいなら ケーブルスリーブ が効く。
よくある詰まりどころ(ここだけ読んでも助かる)
クランプが入らない場合は、天板厚ではなく“裏側の障害物”が原因のことが多い。机の奥側へ逃がすか、グロメットへ切り替える判断が早い。天板がたわむなら、締め付けを弱めて モニターアーム 補強プレート を追加するほうが結果的に安い。VESAネジが合わない時は、力技にいかないで VESA用ネジセット M4 と VESAスペーサー を疑う。ネジ山を潰すと、そこで試合終了になる。
モニターアームの付け方は、結局「机の相性」「ネジの相性」「最後の微調整」の三つで決まる。ここを押さえて進めれば、初めてでも30分で形になるし、姿勢も机の上も見違える。設置が終わった瞬間、作業スペースが一気に広がるあの感じは、わりとクセになる。


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