上下は「高さ」じゃなくて「止まるか」で決まる。これ、最初に言い切っておく。理由は単純で、上げ下げが気持ちよく動いても、手を離した瞬間にスッと落ちたり、逆にスプリングに押し戻されたりすると、結局“使える高さ”が1点に固定されるから。補足すると、上下が苦手な人ほど「高さの理想」より「止まるかどうか」を先に作ったほうが近道だった。
私は軽めのモニターで、下げたいのに勝手に上に戻る症状にハマった。初日は不良品を疑ったけど、後から振り返ると、だいたい原因はテンション(張り)かケーブルの突っ張りだった。
まずは体がラクな高さを決める(ここがブレると永遠に迷う)
結論、画面の上端がだいたい目線の高さ付近に来ると首がラクになりやすい。理由は、視線が自然に少し下がる位置に画面があると、あごを突き出さずに済むから。補足として、ノートPC直置きで首が固まる人は、上端が低すぎるより“近すぎる”のが地味に効く。距離を少し離すだけで肩が落ちる感覚が出ることがある。
上下調整を始める時は、上げ切り・下げ切りからやらない。いったん「この辺が気持ちいい」という高さに持ってきてから微調整するほうが、テンション合わせが早かった。
モニターアームが上下しない/勝手に動く原因はだいたい3つ
結論からいく。上下トラブルは①耐荷重レンジのミスマッチ、②テンション未調整、③配線の突っ張り。この3つを疑えばほぼ当たる。補足として、机がグラつくのもあるけど、それは上下というより“怖くて動かせない”問題になりがち。
まず①。モニターが軽すぎても重すぎても、ガススプリングは素直に働かない。軽いと上に戻ろうとするし、重いとじわっと落ちる。こういう時、製品側のレンジが広いモデルに替えるとストレスが一気に減る。例えば、定番どころならErgotron(エルゴトロン)LX デスクマウント モニターアームは上下の癖が読みやすいタイプ。逆にウルトラワイドや重めのモニターを支えるならErgotron(エルゴトロン)HX モニターアームみたいに“重い前提”の選択が気持ちいい。
次に②。テンション調整は「回したつもり」で止まる。理由は、半回転くらいだと変化が分かりにくい機種があるから。私がやって効いたやり方は、六角レンチで半回転ずつ、上・中・下の3点で手を離してみること。上に浮くなら弱め方向、落ちるなら強め方向。補足すると、調整は必ずモニターを付けた状態でやる。モニター無しだと挙動が別物で、そこで悩むと時間が溶ける。
③は意外と多い。配線を綺麗にしたくて結束しすぎると、ケーブルがバネになって上下が渋くなる。上下が途中で引っかかる、下げたら勝手に戻る、という人は「ケーブルに遊び」を残すのが効く。ちょっと情けないくらい余らせると、むしろスムーズになったりする。
上下調整の“型”:迷ったらこの順番
結論、順番を固定すると失敗が減る。理由は、上下の不調が「テンションなのか高さなのか配線なのか」を切り分けできるから。補足として、完璧な高さは最後に詰めればいい。
①普段の姿勢で椅子に座り、視線が自然に落ちる位置に画面を持ってくる
②その高さ付近でテンションを合わせる(半回転刻みで3点チェック)
③最後に配線の遊びを調整して、上下の重さを均一にする
これで「下げたいのに戻る」症状はかなり消える。もし残るなら、耐荷重レンジが合ってない可能性が高い。
机が揺れると上下が怖い:ここもセットで直す
結論、天板が負けると上下が安定しない。理由は、クランプの締結が動くたびに微妙に逃げて、アーム自体の動きが“グニャッ”と感じるから。補足として、位置を端に寄せすぎたり、天板が薄いと起きやすい。
ガス式でしっかりめのモデル、たとえばCOFO 無重力モニターアーム Proや定番の価格帯ならNB NORTH BAYOU F80-G モニターアームみたいなタイプは、机側が弱いと逆に“性能が出ない”。クランプ位置を脚の近くに寄せるだけで、上下の安心感が段違いになったことがある。
買い替えや新規購入の選び方(上下重視の人向け)
結論、上下を快適にしたいなら「ガス式」「耐荷重レンジ」「調整のしやすさ」を優先する。理由は、上下が決まらないと角度や回転の便利さも活きないから。補足として、安いからダメじゃない。相性がすべて。
コスパと分かりやすさで選ぶならサンワダイレクト 100-LA018は候補に入る。デュアルで上下を揃えたいならサンワダイレクト 100-LA025のように最初から2枚前提のほうが、左右の高さが決めやすい。
迷ったら無難に行く手もある。Amazonベーシック プレミアム モニターアームみたいに情報量が多いモデルは、上下の調整手順が探しやすいのが地味に助かる。
価格を抑えつつガス式を試すならHUANUO モニターアーム ガススプリング。しっかりめの作りを求めるならLoctek D7A モニターアームやStarTech モニターアーム ガススプリングも見ておくと安心。国内メーカーで揃えたいならエレコム モニターアーム ガススプリングが選びやすい。
一方で、上下を頻繁に動かさない人は“固定寄り”もアリ。例えばポール式 モニターアーム 高さ調整みたいに、上下=付け直しのタイプは「勝手に落ちる」が起きにくい。補足すると、作業中にグイグイ動かしたい人には向かないので、用途を割り切るのがコツ。
よくある詰まりポイント(ここだけ読めばだいたい解ける)
テンションを回しても変わらない。結論、回転量が足りないことが多い。理由は、初期の張りが強い個体だと“効き始め”が遅いから。補足として、いきなり数回転は怖いので半回転刻みで続ける。
下げる時だけ力がいる。結論、軽いモニター+張り強めだと起きやすい。理由は、アームが上方向に戻ろうとする力が勝っているから。補足として、無理に押し込むよりテンションを弱めてから試すほうが手首が守れる。
上下は直ったのに肩が凝る。結論、高さだけ合わせて距離が詰まってる可能性がある。理由は、近い画面ほど無意識に前のめりになるから。補足として、机の奥行きが足りない場合は、アームで“画面を浮かせて奥へ逃がす”発想が効く。上下調整が安定したら、最後はそこを詰めると気持ちいい。


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