「増設」と言いながら、この機種は実際には“差し替え(換装)”になることが多いです。というのも、出荷構成で2スロットが埋まっているパターンがよくあるから。手元の構成が空きスロットありかどうかで、作業難度も買うメモリも変わります。
対象はノートの GALLERIA RL7C-R35-C5N。メモリの規格はDDR5世代で、ここを間違えると“刺さらない”ので注意。結論を先に置くと、迷う人は「DDR5-4800のSO-DIMMを2枚組」で考えるのが無難です。
増設前チェック:自分の個体が「空きあり」か「入れ替え」か
最初にやるべきは、いまのメモリが「何枚刺さっているか」の確認です。Windowsならタスクマネージャーのパフォーマンス画面で、メモリの“スロットの使用状況”が見えることがあります。
- もし「1/2」みたいに空きがあるなら、同規格のメモリを追加して終わり。わりと平和です。
- もし「2/2」で埋まっていたら、今ついているメモリを外して、新しい2枚に入れ替える流れになります。
ここが分かるだけで、買い物の失敗がかなり減ります。作業自体はシンプルでも、買い間違いは地味に痛いんですよね。
どの容量にする?体感が出やすいのは32GB、尖るなら64GB
体感の話をすると、16GB→32GBは変化が分かりやすいです。理由は、ゲームそのものより「裏で動くもの」が増えた時にメモリが効くから。ブラウザのタブを大量に開いたまま、Discordや録画、軽い編集ソフトを並走…みたいな使い方だと、引っかかりが減って気持ちがいい。
一方で、平均FPSが劇的に跳ねるかというと、そこはGPU寄りなので期待しすぎないほうが楽です。補足すると、“突然のカクつき”や“切り替えのもたつき”が減る方向で効くことが多い、というイメージが近いです。
- 迷ったら32GB(16GB×2)
- 動画編集や重めの制作、仮想環境を触るなら64GB(32GB×2)も視野
メモリ選び:この機種でよく選ばれる候補(買い間違い防止)
実際に選ばれやすいのは、相性情報が集まりやすい定番どころです。たとえば、堅実に行くなら Crucial DDR5-4800 SO-DIMM 32GB(16GB×2)。最初から32GBを狙うならこの路線は安心感があります。
もう少しゲーミング寄りの気分なら Kingston FURY Impact DDR5-4800 SO-DIMM 32GB(16GB×2) も候補に入りやすいです。名前の雰囲気で選びたくなるタイプですが、要は規格と容量が合っているかが最重要。
「もう後戻りしたくない」方向なら、最初から64GBへ。具体的には Crucial DDR5-4800 SO-DIMM 64GB(32GB×2) や Corsair VENGEANCE DDR5 SO-DIMM 4800 64GB(32GB×2) あたりが分かりやすいです。補足すると、64GBは「必要な人には最高」だけど、ライトな使い方だと宝の持ち腐れにもなりがちなので、用途は正直に考えたほうが失敗しません。
作業に必要なもの:あるとラク、ないと地味に詰む
開けて刺して閉じるだけ、とはいえ“道具の差”がストレスを決めます。底面のネジをなめた瞬間にテンションが落ちるので、できれば 精密ドライバーセット(PC分解) は最初から用意しておくのが安全です。
パネルを開けるときは金属でこじると傷が出やすいので、 プラスチックヘラ / スパッジャー(こじ開け工具) があると気がラク。静電気は運が悪いと一撃なので、念のため 静電気防止リストストラップ もあると安心です。
ネジは本当に迷子になります。地味に効くのが ネジ整理マット(マグネット作業マット)。これがあるだけで作業が“雑にならない”のがいいところです。
メモリ換装の流れ:やることは少ない、でも焦らない
- シャットダウンしてACと周辺機器を全部外す
- 底面のネジを外し、パネルをゆっくり開ける(爪に注意)
- 既存メモリを外す → 新しいメモリを差し込む(奥までしっかり)
- 元に戻して起動、Windows側で容量が認識されているか確認
刺し込みが甘いと起動しないことがあります。焦って故障扱いにしがちですが、まずは「奥まで刺さっているか」「左右の固定が同時にハマっているか」を見直すのが先です。
ついでに中のホコリが気になるなら、短くシュッと エアダスター(PC清掃) を当てる程度で十分。ベタつきがある箇所を触ったなら、 無水エタノール(接点/清掃) を含ませた布で軽く、くらいがちょうどいいです(液を垂らすのは避けたほうが無難)。
増設後に「効いた」と感じやすい場面、感じにくい場面
効いた感が出るのは、作業の“同時進行”が増えた人です。理由は簡単で、メモリが足りないとストレージへ退避して待ちが発生しやすいから。補足すると、ゲーム配信や軽い編集をしながらプレイする人は、ここで差が出やすいです。
逆に、ゲームだけをフルスクリーンで遊ぶ時間が中心なら、体感は薄めになりがち。もちろん、バックグラウンドがうるさい環境なら改善することもあるけど、「絶対に別物になる」とは言い切れません。
よくある落とし穴:ここだけ避ければ、だいたい勝てる
- 規格違い(DDR4を買う、デスクトップ用DIMMを買う)
- 2枚組にせず片側だけ変えて挙動が不安定になる
- ネジの締めすぎ、パネルのこじりすぎで傷をつける
あと現実的な話として、分解で破損させると保証に響く可能性があります。だからこそ、作業は“急がない”が最強です。元のメモリは捨てずに保管しておくと、万一の切り戻しができて精神的にラクですよ。


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