ゲーミングモニターは「何を遊ぶか」と「何で遊ぶか」を先に決めると、ほぼ迷いません。FPSで勝ちたいのか、RPGで世界に浸りたいのか。PS5やXboxが中心なのか、PCでフレームを出し切りたいのか。ここが曖昧なまま買うと、値段は高いのに満足度が伸びないパターンに入りがちです。逆に言うと、用途に合った型を決めて、VRRや端子のチェックさえ押さえれば、買い物は一気にラクになります。
まず結論からいきます。PS5中心なら「HDMI 2.1で4K/120HzとVRRがちゃんと使えるか」を最優先に見てください。PC中心なら「GPUが出せるフレームに合わせて解像度×Hzを決める」。この2つで、候補は自然に絞れます。
用途別に“最適スペックの型”を決める
FPS・対戦ゲーム:反応速度を買う
対戦系は、視線移動のしやすさと追いエイムの安定感が効きます。画面が大きいほど強いわけではなく、机の奥行きや視距離が短いなら、24.5インチ前後のフルHD高リフレッシュのほうが疲れにくいです。
このタイプを選ぶときは「残像が少なく見える設定が作れるか」が体感に直結します。スペック表の“1ms”だけで判断せず、オーバードライブを上げたときに逆残像が出ないか、VRRと併用したときに違和感がないかまで想像しておくと失敗しません。
もし“万能寄りのWQHD”に寄せたいなら、定番として語られやすいのがIPS系。たとえば【LG UltraGear 27GP850-B】(https://www.amazon.co.jp/s?k=LG+27GP850-B&tag=opason-22)みたいな路線は、画質と応答のバランスで選びやすいです。
RPG・オープンワールド:没入感と暗部表現が効く
ストーリー系や探索系は、勝ち負けより「見え方」と「気持ちよさ」。暗い洞窟や夜の街並みで、黒が浮かずに沈むだけでテンションが変わります。ここで強いのがOLEDやMini LED系です。
実際、32インチ4KのOLEDは“満足度が出やすい完成形”として話題になりやすく、候補はわかりやすいところに集まっています。
具体例を挙げると、【ASUS ROG Swift OLED PG32UCDM】(https://www.amazon.co.jp/s?k=ASUS+ROG+Swift+OLED+PG32UCDM&tag=opason-22)や【MSI MPG 321URX QD-OLED】(https://www.amazon.co.jp/s?k=MSI+MPG+321URX+QD-OLED&tag=opason-22)、曲面が好みなら【Dell Alienware AW3225QF】(https://www.amazon.co.jp/s?k=Alienware+AW3225QF&tag=opason-22)といったあたり。ここまで来ると、ゲームだけじゃなく映画や動画も気持ちよくなります。
ただしOLEDは、長時間同じUIを出しっぱなしにする運用とは相性が良くありません。タスクバー固定や同一画面の放置が多い人は、自分の使い方を一回だけ棚卸ししたほうがいいです。怖がりすぎる必要はないけど、ケアの手間がゼロではない、という温度感が現実的です。
Mini LED側を狙うなら、HDRの“明るさ”が出やすい反面、モデル差が大きいのがポイント。WQHDでまとまりが良い候補として【AOC Q27G3XMN】(https://www.amazon.co.jp/s?k=AOC+Q27G3XMN&tag=opason-22)や、4K寄りの候補として【INNOCN 27M2V】(https://www.amazon.co.jp/s?k=INNOCN+27M2V&tag=opason-22)のような名前が挙がることがあります。
1台で両立:デュアルモードという逃げ道がある
「普段は4Kで綺麗に遊びたい。でもFPSのときだけは超高Hzがほしい」。この欲張りを正面から叶えようとすると、値段が跳ね上がりやすいです。そこで最近増えているのが“デュアルモード”系。解像度とリフレッシュレートを切り替えて遊ぶ発想で、ハマる人には刺さります。
候補としては、【ASUS ROG Strix XG27UCG Gen 2】(https://www.amazon.co.jp/s?k=ASUS+ROG+Strix+XG27UCG+Gen+2&tag=opason-22)や、さらに大きめで狙うなら【ASUS ROG Strix XG32UCWMG】(https://www.amazon.co.jp/s?k=ASUS+ROG+Strix+XG32UCWMG&tag=opason-22)のような方向性がイメージしやすいです。
ただし切り替えの手間、1080p表示時のスケーリングの癖は個人差が出ます。ここは「便利そう」だけで買うと、後からモヤっとする部分になりがちです。
重要項目は“優先順位”で見ると迷わない
リフレッシュレート(Hz)と応答速度(ms)
Hzは体感に直結します。だけど「高ければ高いほど正義」でもありません。自分の環境で安定してそのフレームが出るか、VRRで誤魔化せる範囲かがセットです。
応答速度は数字に釣られがちですが、実際は設定次第。オーバードライブを強くしすぎると逆残像が出て、むしろ見づらくなることもあります。買ったあとに“ちょうどいい段”を探す前提で考えると、気持ちがラクです。
解像度×サイズは視距離で決める
机の奥行きが浅いのに32インチを置くと、首と目が疲れます。逆に、視距離が取れるなら大きいほど没入できます。
迷ったら27インチWQHDはバランスがいい選択肢。価格も性能も“現実的な落とし所”に集まりやすいです。
VRR(G-SYNC/FreeSync)は“表記の意味”を確認する
PS5やPCでカクつきが気になるならVRRは強力です。ただし、対応と書いてあっても挙動が完全に同じとは限りません。
AMD系のFreeSync対応をうたう製品や、NVIDIAでの互換対応(G-SYNC Compatible)など、表記の種類で想定が変わります。とくにPCは、GPUとドライバ、接続端子で体感が変わるので、購入候補が決まったら“自分と同じ環境の人のレビュー”を一度だけ見ておくと安心です。
HDRはロゴで期待値を揃える
HDR対応という言葉は幅が広いです。DisplayHDRやTrue Blackの等級が分かると「これは明るさで押す系」「これは黒の表現が強い系」と期待値が揃います。
HDRは、買った瞬間に勝手に良くなるわけではなく、OS側・ゲーム側・モニター側の設定で“良いところに寄せる”必要がある。ここを先に知っているだけで、購入後の満足度が上がります。
PS5/PC別:買う前チェックリスト(ここだけは外さない)
PS5中心なら、まず「HDMI 2.1で4K/120Hzが出せるか」。次に「VRRが使えるか」。さらに「HDR時の挙動(暗部や白飛び)が好みか」。この順で見てください。
PC中心なら、DisplayPortが必要か、USB-C映像入力が欲しいか、KVMが欲しいか。机周りの導線を一度想像すると、後悔が減ります。
たとえばノートPC併用や周辺機器をまとめたい人は、USB-CやKVMの有無で体験が変わることがあります。ゲーム性能だけを見て買うと、日々の使いやすさで差が出ます。
買った直後にやること:初期設定と初期不良チェック
届いたら、その日のうちに軽くチェックしておくのが安全です。
ドット抜け、ムラ、暗室でのバックライト漏れ、変なちらつき。ここで引っかかる個体もゼロではありません。面倒でも、返品や交換が通りやすいタイミングで確認しておくと気がラクです。
設定面では、Windowsの表示設定でリフレッシュレートが最大になっているか、VRRが有効になっているかを確認します。意外と多いのが「買ったのに60Hzのままだった」パターン。これ、体感が別物になるので最初に潰したいところです。
よくある失敗パターンと、選び直しのコツ
失敗で多いのは、4KにしたのにGPUが追いつかず、結局設定を落として“思ったほど気持ちよくない”状態になること。もう一つは、HDR対応の文字だけで期待しすぎて、実際のHDRの出方にガッカリすることです。
選び直しのコツはシンプルで、「欲張りを一つ削る」。例えば競技寄りなら解像度を抑えてHzに寄せる。没入寄りならHzを少し落として画質に振る。これだけで満足度が上がることが多いです。
まとめ:迷ったらこの順で決める
結局、ゲーミングモニターは順番です。用途を決めて、解像度×Hzを決めて、パネルを決めて、VRRと端子を確認する。これで外しにくくなります。
最後に、上位候補を眺めながら夢を見たい人は【LG UltraGear 32GS95UE-B】(https://www.amazon.co.jp/s?k=LG+UltraGear+32GS95UE-B&tag=opason-22)や【Gigabyte AORUS FO32U2P】(https://www.amazon.co.jp/s?k=Gigabyte+AORUS+FO32U2P&tag=opason-22)みたいな路線を見ておくと、今どきの“強い完成形”の方向性が掴めます。
一方で、コスパ良くWQHDに着地したいなら【Dell G2724D】(https://www.amazon.co.jp/s?k=Dell+G2724D&tag=opason-22)みたいに現実的な選択肢もあります。背伸びしすぎないほうが、結局長く満足できます。


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