シンガポールで「アラジンズ ビリヤニ」を調べる人って、だいたい同じ気持ちだと思う。
“うまいらしいけど、屋台で外したくない”ってやつ。結論から言うと、アラジンズビリヤニは当たり。香りの強さとボリュームで、旅行テンションが一段上がる。
ただし万能じゃない。スパイスの圧が強いから、薄味派には刺さらない可能性もある。その前提で読んでほしい。
アラジンズビリヤニはどこにある?雰囲気はホーカーそのもの
アラジンズビリヤニはテッカセンター周辺で名前が出てくることが多い。ホーカーなので、レストランみたいに「席に案内される」空気じゃない。席は自分で探して確保、呼ばれたら取りに行く。最初はちょっとソワソワするけど、慣れると逆に気楽。
屋台の空気感はにぎやかで、食べてる人の手が止まらない。香りがすでに勝ってる。あのゾーンに入った瞬間、「あ、今日の昼はこれだな」って気分になる。
注文はシンプル。迷うなら“最初はチキン”
注文は基本カウンターで口頭。
ビリヤニはチキン、マトン、フィッシュあたりが定番で、初回はチキンが無難。理由は、スパイスの強さを受け止めつつ肉のクセが少ないから。いきなりマトンに行って“羊の香り×スパイス”で満腹になると、後半が修行になりやすい。
あと、ホーカーあるあるだけど、混んでるときはテンポが速い。ここで焦らないコツは、注文の前に「次に何を言うか」を一回頭の中で言っておくこと。これだけで体感が変わる。
実食レビュー:香りが強くて、米が軽い。だから食べ切れる
皿を受け取った瞬間、まず香りがドン。スパイスの立ち上がりが早いタイプで、湯気に当たるだけで鼻が起きる。
ごはんは粒が長くてパラッとしてる。油は感じるのに重くない。このバランスがうまい。日本の炊き込みごはんみたいに“しっとり一体化”じゃなくて、粒がほどける感じで入ってくる。
辛さは、最初にビリビリじゃなくて、後ろから上がってくる。食べ進めるほど体が温まる。汗が出るのに箸が止まりにくい、あのタイプ。
肉はスパイスの中でも存在感が残る。チキンは素直においしいし、マトンは好きな人なら一気にハマると思う。付け合わせのカレーやパリっとしたやつ(あれ、つい砕いて混ぜたくなる)で味が動くのもいい。単調にならない。
値段は“この量でこの価格”の納得感がある
テッカ周辺のホーカーは、観光地ど真ん中のレストランより明らかに優しい。アラジンズビリヤニも、量がしっかりあるから満足度が高い。
「軽く食べて、次も行く」より「これで一回満腹」が正解になりやすい。
混雑とベスト時間:昼ピークは普通に並ぶ
お昼は混む。これはもう割り切り。
並びたくないなら、少し早めか、遅めの時間にずらすと楽になる。ホーカーの席取りも同じで、ピークは席がごっそり埋まる。先に座れる場所を見つけてから動くと、手持ち無沙汰が減る。
食べ終わったあと、手がスパイスっぽくなることがある。そういう時はポケットに入るウェットティッシュ アルコールが地味に助かる。ホーカー飯はこういう小技が効く。
正直に気になる点:清潔感や好みは分かれる
屋台なので、きれいさを最優先にする人は合わないかもしれない。
それでも評価が高い理由は、味の説得力がちゃんとあるから。食べた瞬間の香りと満足感で、「まあホーカーだしね」って気持ちになる。
辛さも同じ。辛いのが苦手なら無理はしない方がいい。逆にスパイス好きにはご褒美。
こんな人におすすめ
シンガポールで“ホーカーらしい一食”を食べたい人には刺さる。
旅の記憶って、こういう強い味で残ることが多いから。写真を見返したときに、匂いまで思い出せるタイプの一皿だった。
家に帰ってからの再現欲が出たら(沼るゾーン)
食べたあとに「家でも作りたい」ってなる可能性は高い。あの香り、忘れにくい。
再現するなら、米はバスマティライスがスタート地点。ここを普通の米にすると別物になりやすい。
スパイスは迷うならビリヤニマサラで寄せるのが早いし、香りを底上げしたいならガラムマサラをちょい足しすると“それっぽさ”が出る。
さらに本気ならサフランを入れた瞬間にテンションが上がるし、コクはギーが強い。
スパイス沼に片足入れるなら、ホール系も気になってくる。例えばクミンシード、カルダモンホール、クローブ ホール、シナモンスティック。これを油で立たせると、一気にキッチンが異国になる。
調理は、時短なら電気圧力鍋が楽。昔ながらに攻めるなら圧力鍋でもいい。
米だけ安定させたいなら炊飯器で別炊きして、最後に混ぜる作戦もありだった。
粉砕系をやり始めると戻れないので、必要ならスパイスミル 電動が一気に快適にする。保管はスパイスボトル セットがあると、探す時間が消える。
さらにインド感を出すならマサラダバが最高に気分を上げる。実用性よりテンション枠。
作り置きは匂いが強いので、保存容器 仕切り付きに分けておくと食べやすい。会社に持って行くなら弁当箱 保温も相性いい。
外で食べる派ならステンレス スプーン フォーク 携帯があると落ち着く。屋台のスプーンが合わない時ってたまにあるし。
まとめ:迷ったら行っていい。強い味で旅が濃くなる
アラジンズビリヤニは“体験込みでうまい”タイプの店だった。
香り、辛さ、量、ホーカーの空気。全部ひっくるめて記憶に残る。次に行くなら、並ぶの前提で時間だけ調整して、あとは勢いで頼めばOK。食べ終わったら、たぶんまた思い出す。あの香りのことを。

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