Google Pixelが突然起動しなくなったり、ロゴから先へ進まない“ブートループ”になったりすると、まず頭に浮かぶのが「リカバリーモードってやつ?」だと思います。結論から言うと、**Google Pixelのリカバリーモードは“復旧の入口”**で、焦って初期化を選ぶ前にできることがいくつかあります。たとえば再起動だけで戻るケースもあるので、順番を間違えないのが大事です。
この記事では、手元で何度もやり直しがちなポイント(特に「No command」)を中心に、安全に入って、安全に出る流れをまとめます。
リカバリーモードでできること(まずは落ち着く)
リカバリーモードでよく使うのはこのあたりです。
- 再起動(データを消さない)
- 端末の初期化(最終手段)
- ADB系のメニュー(PCを使う人向け)
「壊れたから初期化しかない」と決めつけがちですが、実際は再起動→状況確認→必要なら次手のほうが失敗しにくいです。
事前に準備しておくとラクなもの(体験的にここで差が出る)
ボタン操作だけでも入れますが、復旧作業ってだいたい途中で電池が減ります。なので、最低限これだけあると安心です。
まず充電器。純正にこだわるなら Google 30W USB-C 充電器 が無難で、相性問題に悩みにくい印象があります。ケーブルも意外と罠で、よくわからない一本より USB Type-C ケーブル(USB-C to USB-C) を一本“確実枠”で置いておくと心が落ち着きます。
PCを使う可能性があるなら、家にある Windows ノートパソコン でもいいし、手持ちがMacなら MacBook でもOK。接続用に USB Type-C ケーブル(USB-C to USB-A) が必要になることもあります。
あと地味に役立つのが モバイルバッテリー PD対応 10000mAh。作業中に電池が尽きると、気持ちが一気に折れます。
Google Pixelをリカバリーモードに入れる手順(まずはFastboot経由)
Pixelは「直接リカバリー」ではなく、いったんFastboot(ブートローダー画面)を経由する流れが多いです。ここが分かってるだけで、迷子になりにくい。
- 端末の電源をオフにする(反応が鈍いなら長押しで落とす)
- 電源ボタン + 音量下ボタンを同時に長押し
- Fastbootっぽい画面(Androidが寝てるやつ)になったらOK
- 音量ボタンで「Recovery Mode」を選び、電源ボタンで決定
この操作は Google Pixel 全般で似ています。手元が Google Pixel 8 でも、Google Pixel 8a でも、Google Pixel 7 や Google Pixel 7a でも、大筋は同じ。古めの Google Pixel 6 や Google Pixel 6a でもだいたい通じます。
ここで止まるやつ:「No command」画面は故障じゃない
「Recovery Mode」を選んだのに、**“No command”**と出て固まることがあります。これ、初見だとほぼ心が折れますが、だいたいは正常です。
リカバリーメニューの“次の画面”へ行く合図待ち、みたいなものだと思ってください。
No commandからリカバリーメニューを出す操作
- 電源ボタンを押しっぱなしにして
- 音量上ボタンを1回(短く)押す
コツは「同時長押し」じゃなくて、**電源を押しながら音量上を“トン”**です。ここ、力任せにやるほど成功率が落ちる印象があります。
リカバリーモードの操作方法(迷子防止)
メニューが出たら基本はこれです。
- 音量上下:カーソル移動
- 電源:決定
ここを知らないと、目の前の選択肢がただの脅し文句に見えてきます。
リカバリーモードの抜け方:まずはデータを消さずに帰る
「抜けられない」って相談、わりと多いです。順番はこう。
- **Reboot system now(再起動)**を選ぶ
- 起動したら、しばらく放置して様子を見る(起動が遅いだけの時がある)
- それでもダメなら、もう一度同じルートで入り直して状況確認
ここでいきなり初期化に飛ばないのが大事。理由はシンプルで、初期化は戻せないからです。補足すると、ブートループでも“再起動→時間を置く”で戻った話は実際にあります。
症状別の目安(何を選ぶか迷ったとき)
ロゴで止まる・再起動を繰り返す(ブートループ)
まずは Reboot system now。それで変わらないなら、充電不足やケーブル不良も疑ったほうがいいです。
この段階で USB Type-C ケーブル(USB-C to USB-C) を替えるだけで状況が変わることもあります。
「そもそも充電できてる?」が不安なら、趣味寄りの道具ですが USB-C 電圧 電流 チェッカー(USBテスター) があると切り分けが速いです。
PCにつないで作業したい(ADBなど)
PCとつなぐなら、環境次第で変換が必要になります。
端子が足りないときは USB-C ハブ があると助かるし、USB機器をつなぐなら USB-C OTG 変換アダプタ が必要になることもあります。
初期化を選ぶ前にチェックしたいこと(最後の確認)
リカバリーモードの「Factory reset」は強力ですが、当然データは消えます。
だからこそ、先にこういう確認を挟むのがおすすめです。
- 充電器とケーブルを疑ったか(できれば別の組み合わせも試す)
例えば USB-C PD 充電器 65W と モバイルバッテリー PD対応 10000mAh で安定することもあります。 - 「No command」突破を“ちゃんと”試したか(ここで詰まってるだけの人が多い)
- 再起動後、数分待ったか(更新直後は遅いことがある)
ついでに:故障っぽい状況を減らす小物(再発防止の話)
落下や圧力が絡むと、ボタンや端子の不調に見えることがあります。普段から Google Pixel ケース(耐衝撃) を付けておくと安心感が違いますし、画面割れが怖いなら Google Pixel ガラスフィルム もセットで考える人が多いです。
こういうのって地味だけど、いざという時の“余計な不安”が減ります。
よくある質問
Q. No commandが出た。完全に詰んだ?
詰んでないことがほとんどです。電源を押しながら音量上を短く、まずはそこを丁寧にやってみてください。力技よりタイミング勝負になります。
Q. リカバリーモードから出られない
基本は Reboot system now で戻れます。それでも戻らないなら、充電不足や入力ミスの可能性があるので、充電を安定させてからやり直すのが近道です。
Q. 初期化なしで直せる?
直ることはあります。理由は、リカバリーを開ける程度ならシステム自体は生きていて、再起動だけで復帰するケースがあるから。補足すると、ケーブルや電源の不安定さが原因で“壊れたように見える”ことも珍しくありません。

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