ガジェットが「無限起動」になったときに、まず助かる順でやること(ブートループ対処とデータ救出)

ロゴが出る → すぐ落ちる → またロゴ……。いわゆる「無限起動(ブートループ)」は、原因がひとつじゃないのが厄介です。
だからこそ、闇雲に初期化する前に“切り分け”を順番にやるのが結局いちばん早い。ここではスマホ(iPhone/Android)とゲーム機(Switch)で共通する「やる順」を、失敗談も交えてまとめます。


無限起動の原因、だいたいこの3つに寄る

断定すると、無限起動の多くは次のどれかです。

  1. 電源が不安定(バッテリー劣化、充電器・ケーブルの相性、接点の問題)
  2. ストレージ/OSが不調(空き容量不足、アップデート失敗、アプリやデータ破損)
  3. 周辺機器が悪さ(microSD、USB機器、ドック、ハブなど)

理由は単純で、起動直後って一番電力も読み書きも忙しい。ここで転ぶと、永遠にやり直しになります。


まず最初にやる「5分で終わる切り分け」:電源と周辺を疑う

1) 充電器とケーブルを“ちゃんとしたやつ”に変える

体感として一番多いのがこれ。充電できてるように見えても、起動時の瞬間的な電力が足りてないパターンがあります。
手元にあるなら、まずは純正級の組み合わせで。

補足:ケーブルは「太ければ勝ち」じゃないけど、安い細いケーブルほど症状が出やすいのも事実。充電はできるのに起動だけ失敗、よくあります。

2) 全部外す:ケース、SD、USB機器、ハブ、ドック

無限起動のときに“刺さってるもの”は全部抜きます。Switchならドックから外して本体だけ、スマホならSDやOTGを外す。
たったこれで起動する例があるから、笑えない。


ここから本番:OS側の復旧(初期化は最後)

iPhone:強制再起動 → リカバリーモード →(ダメなら)DFU

iPhoneのブートループでありがちなのは「更新直後」「容量ギリギリ」「ケーブル相性」。
最初にやるのは強制再起動。次にリカバリーモードで“アップデート”を試す(復元は最後)。

もしPCが必要なら、ケーブルはケチらないほうがいいです。

よくある例(体験談としてネットで多い形)
「リンゴマーク→落ちる」を繰り返して、充電器を変えたら一瞬だけホームまで行けた。そこで写真をiCloudに逃がして助かった、みたいな話。こういう“数分だけ起動できる窓”があるなら、復旧より先に退避です。

復旧ソフトを使う人も多いですが、無料/有料や制限がバラつきます。導入前に対応機種とレビューは確認したほうが安全。

Android:セーフモード→リカバリー→キャッシュ→最後に初期化

Androidは機種差が大きいけど、流れは似ています。

  • まずセーフモードで起動できるか
  • 次にリカバリーモードへ
  • 「キャッシュ削除(wipe cache)」があるなら先に試す
  • それでもダメなら初期化(ワイプ)

ここで大事なのは、**初期化は“最初にやるほど損”**ってところ。起動できる瞬間があるなら、先にバックアップを狙います。

PC接続を安定させるためにも、充電器・ケーブル・ハブ周りは強い構成に寄せたほうがラク。


Switch:microSDが犯人のこと、わりとある

Switchの無限起動・ロゴ止まりで、地味に多いのがmicroSD絡み。
「SDを抜く→起動する→SDを差すとダメ」みたいなやつ。SDが死にかけだと、読み込みで詰まって起動が終わらないことがあるんですよね。

そして電源。Switchも、ケーブルやアダプタが微妙だと挙動が不安定になります。本体直挿しで、まず純正系に寄せるのが無難。


「起動できた一瞬」でやること:データ退避の現実的ルート

無限起動から復帰できても、また繰り返すことがあります。なので起動したら最優先は退避。

  • iPhone:iCloud同期(写真/メモ/連絡先)
  • Android:Google同期、写真アプリのバックアップ、可能ならPCコピー
  • Switch:セーブデータは基本本体/クラウド依存(加入状況で変わる)

“起動できたら勝ち”じゃなくて、“起動できたら逃がす”が正解に近いです。


それでも直らないときの目安:修理か、買い替えか

症状がこうなら、ソフトよりハードを疑ったほうがいい。

  • 充電器を変えても改善しない
  • 温度で挙動が変わる(冷やすと少しマシ、熱いと落ちる)
  • バッテリーが膨らんでる/減りが異常に早い
  • ケーブルを動かすと切れる(接触不良っぽい)

ここまで来ると、バッテリー交換や基板側の故障が濃い。下手に粘ってストレージが死ぬと、データ救出の難易度が跳ね上がります。

予備電源として、安定したモバイルバッテリーを持っておくと「退避のための起動時間」を稼げるケースもあります。


予防:次に「無限起動」を踏まないための小ネタ

最後に、地味だけど効くやつ。

  • OS更新前に空き容量を作る(写真整理だけでも違う)
  • 充電器とケーブルは“信用できる1軍”を決める
  • microSDは消耗品として扱う(怪しいなら早めに更新)
  • バックアップは「いつか」じゃなく「今」

ストレージ整理なら、カードリーダーがあると移行が一気に楽になります。


まとめ:直す前に「切り分け」と「退避」が勝ち筋

無限起動は、根性で何回も再起動しても直らないことが多いです。
電源・周辺・OSの順に原因を絞って、起動できた瞬間はデータを優先。これだけで被害がだいぶ変わります。

もし今まさにループ中なら、まずは 充電器とケーブルを変える → 余計なものを全部外す。ここから始めてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました