ポートレート用レンズを探していて「これを買えばいい写真になるのか」を知りたくて辿り着いたなら、まず候補に入るのがSony FE 85mm F1.8(SEL85F18)です。私はこのレンズを“真面目に撮りたい日”にも“気軽に持ち出す日”にも使える一本だと感じています。理由はシンプルで、軽さと写りのバランスが良すぎるからです。
この記事では、Sony FE 85mm F1.8(SEL85F18)が向いている人、迷いがちな比較ポイント、撮り方のコツ、合わせ買いで満足度が上がる周辺アイテムまで、まとめて紹介します。
Sony FE 85mm F1.8(SEL85F18)はどんなレンズ?最初に結論
結論から言うと、Sony FE 85mm F1.8(SEL85F18)は「背景をきれいにボカしたいけど、F1.4は重いし高い」という気持ちに、ちょうど良いところで刺さる85mmです。
開放F1.8でも十分にボケて、ピントの歩留まりが高く、撮影テンポが崩れにくい印象があります。
85mm×F1.8が“人物を盛る”と感じる理由
85mmは距離を取って撮るので、背景が自然に整理されます。そこにF1.8のボケが加わると、主役の存在感がスッと立ち上がるんですよね。
しかもSony FE 85mm F1.8(SEL85F18)はボケだけで押し切るタイプではなく、輪郭もきちんと残してくれるので、写真が“甘ったるい雰囲気”になりにくいところも好みです。
私が好きなポイント:軽いから持ち出せる、だから上達が早い
ポートレートレンズは、写りが良くても「重くて出番が減る」と上達が止まります。
その点、Sony FE 85mm F1.8(SEL85F18)は気軽にバッグへ入れられるサイズ感で、撮影回数が増えやすいです。結果として、距離感や構図のコツが体に馴染みやすくなります。
迷う人が多い比較:F1.4とどっちを買うべき?
「どうせなら最上位がいいのでは?」と悩むのは当然です。ここでは“後悔しにくい考え方”で整理します。
最高のボケと表現を狙うなら
とにかくボケの滑らかさに惚れたいなら、Sony FE 85mm F1.4 GM II(SEL85F14GM2)が強いです。満足度が高い代わりに、価格とサイズは覚悟が要ります。
“使う頻度”を落としたくないなら
持ち歩きやすさと写りの良さを両立したいなら、私はやっぱりSony FE 85mm F1.8(SEL85F18)を推します。レンズは使ってこそ価値が出るので、ここは意外と重要です。
旧型F1.4を検討するパターン
F1.4の魅力を残しつつ相場を抑えたいなら、Sony FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)も候補になります。新品でも中古でも比較対象になりやすい一本です。
サードパーティ85mmはどう?(コスパ派の有力候補)
純正にこだわらないなら、同じ85mmでも選択肢は一気に増えます。個性で選べるのが楽しいところです。
- 解像と表現を両立したい:SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art(ソニーE)
- 価格も性能も現実的にまとめたい:SAMYANG AF 85mm F1.4 FE II
- 軽快なAF単焦点が欲しい:Viltrox AF 85mm F1.8 Sony E
- マニュアル寄りの楽しさも込みで選ぶ:TTArtisan 85mm F1.8 Sony E
ただ、迷ったら基準点としてSony FE 85mm F1.8(SEL85F18)を置くと、比較がスムーズに進みます。
相性が良いカメラボディ:85mmの気持ちよさが伸びる組み合わせ
せっかく85mmを使うなら、AF性能や瞳AFの安定感も含めて、ボディ選びで体験が変わります。
- 写真も動画も万能にいきたい:Sony α7 IV(ILCE-7M4)
- 小型で街撮りポートレート向け:Sony α7C II(ILCE-7CM2)
- 高解像で“髪の毛まで残す”方向性:Sony α7R V(ILCE-7RM5)
- コスパで始めたいなら今でも強い:Sony α7 III(ILCE-7M3)
- APS-Cでポートレートを濃く楽しむ:Sony α6700(ILCE-6700)
もっと“寄れる・抜ける”を足したくなったら(次の一本)
85mmで人物が楽しくなると、次に欲しくなるのは「別の圧縮」や「別の距離感」です。
- さらにドラマチックに切り取る:Sony FE 135mm F1.8 GM(SEL135F18GM)
- 標準域で空気ごと残す:Sony FE 50mm F1.4 GM(SEL50F14GM)
- 軽さ最優先の標準単焦点:Sony FE 50mm F1.8(SEL50F18F)
- 日常と人物の両方に振れる:Sony FE 35mm F1.8(SEL35F18F)
- 旅行の万能ズームが欲しい:Sony FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2)
失敗しない撮り方:私がよく使う設定の目安
ここは好みもありますが、迷った時に戻れる“安全地帯”として使えます。
バストアップ〜上半身ポートレート
絞りはF1.8〜F2.5あたりが気持ちいいです。背景が素直に溶けて、目元の説得力も残せます。
表情のブレを避けたい日はシャッタースピードを少し速めにして、失敗率を下げていきます。
全身を入れたい時のコツ
全身は距離が必要なので、撮る場所が狭いと苦しくなります。
そんな場面では無理に詰めず、背景の整理を優先すると写真が破綻しません。
夜の玉ボケを狙う時
街灯やイルミネーションがあるなら、F1.8を開けて光を拾います。
被写体と背景の距離を離すほど、ボケが丸く育ちやすいです。
85mm F1.8を買うなら一緒に揃えたい純正&便利アイテム
レンズ単体でも満足できますが、周辺アイテムを揃えると撮影がラクになります。
純正パーツ(安心感が欲しい人向け)
- フード:SONY レンズフード ALC-SH150
- リアキャップ:SONY レンズリアキャップ ALC-R1EM
- フロントキャップ:SONY レンズフロントキャップ 67mm(ALC-F67S)
67mmフィルター(写りを守る・遊ぶ)
- 保護用:67mm UVフィルター
- 反射カット:67mm CPLフィルター
- 動画の表現づくり:67mm NDフィルター
- 使い勝手重視:67mm 可変NDフィルター
- コスパ系の定番:K&F Concept 67mm 可変ND
メンテ・機材周り(撮影の快適度が上がる)
- 基本セット:レンズクリーニングキット
- ゴミ飛ばし:ブロアー(カメラ用)
- 取り回しが変わる:カメラストラップ Peak Design
- 夜景や集合写真に:カメラ用三脚
まとめ:迷ったらSony FE 85mm F1.8(SEL85F18)は“正解側”にいる
ポートレートを始めたい人にとって、85mmは写真の印象を一気に変えてくれます。
その入口としてSony FE 85mm F1.8(SEL85F18)は、背伸びしすぎず、それでいて写りに妥協が少ないレンズです。私は「ちゃんと上手くなりたいけど、まず撮る回数を増やしたい」と思うなら、この一本の満足度は相当高いと感じています。
もし将来、ボケ表現を極めたくなったらSony FE 85mm F1.4 GM II(SEL85F14GM2)へ進めばいいし、個性の違いを楽しみたいならSIGMA 85mm F1.4 DG DN Art(ソニーE)という道もあります。
それでも最初の一歩として、私はSony FE 85mm F1.8(SEL85F18)を推したいです。撮れた写真が変わると、カメラがもっと好きになります。

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