「6本目の指 ガジェット」で検索する人って、だいたい気持ちは同じだと思う。動画で見た“指が増えるやつ”、あれが欲しい。で、実際どこで買えるの?って話。
結論からいくと、いま世の中で有名な“本物っぽい6本目の指”は研究・展示寄りが多くて、そのままポチれる感じではない。じゃあ終わりかというと、ぜんぜん違う。近い体験を作るための材料は日本のAmazonでも揃うし、むしろ「周辺機材を積み上げて自分の手に寄せる」ほうが楽しいまである。
6本目の指ガジェットの正体:2つの系統がある
まず整理しておくと、話題の“増える指”はざっくり2タイプに分かれる。
- 小指側に「第6の指」を追加する発想(いわゆる sixth finger 方向)
- 追加の親指でつまみ動作を増やす発想(いわゆる Third Thumb 方向)
動画で見るとどっちも「指が増えた!」に見えるけど、操作の設計思想が違う。だからこそ、記事内で並べて説明すると読み手のモヤっとが消える。
ここでは入口として、まず名前が検索されがちな2つを置いておく。
この2ワードだけで検索しても、「研究の話」「展示の話」「ジョーク混じりの反応」が一気に流れてくる。redditでも盛り上がりやすいのはこの辺。
“買える6本目の指”が少ない理由:指はモーターだけじゃ動かない
指が増えるって、単にモーターを付ければ完成…という感じじゃない。断定していいのはここで、難所はだいたい3つ。
- どうやって操作するか(入力)
- どう動かすか(出力)
- どう固定して、どう安全にするか(装着)
そして現実的には、入力と装着のほうが詰まる。ここが分かると「よし、じゃあ近い体験を作る」と発想が切り替わる。
近い体験を作る:まず“入力”を選ぶ(筋電/圧センサー/足スイッチ)
筋電っぽい操作に寄せたいなら(前腕で操作する雰囲気)
筋電はロマンが強い。手を握る、開く、力を入れる…そういう動きと指の追加が繋がると、急に“自分の身体っぽく”なるから。
その入口として名前が出やすいのがこれ。
イメージとしては、前腕にセンサーを当てて、力の入れ方で“追加の指を動かす指令”を出す。微調整が必要で、最初は「反応しすぎ」「反応しない」を行き来しがち。そこを詰める作業が、地味に楽しい。
制御側は小型ボードがラク。電源周りも素直。
「Wi-Fiでログ取りもしたい」みたいな欲が出るなら ESP32 開発ボード、まずは素直にいくなら Arduino Nano Every、USB周り含めて気軽なら Raspberry Pi Pico が扱いやすい。
“Third Thumb っぽさ”に寄せたいなら(圧で操作する雰囲気)
あの追加親指系の面白さって、「手ではなく別の部位で操作して、手の自由度を増やす」ところにある。だから圧センサーや足入力がハマる。
圧センサーの定番枠。
もう少し雑に「踏んだら動く」に寄せるなら、こっちが早い。
“身体拡張っぽい”ノリを手早く出すなら、最初は フットスイッチ(足踏みスイッチ) のほうが挫折しにくい。いきなりセンサー沼に入らないのがコツ。
動かす側:サーボで“指っぽい動き”を作る
出力は分かりやすくサーボが勝ち。小さい指なら軽量で十分動くし、配線も追いやすい。
“軽く、静かに、かわいく”なら サーボモーター SG90。
“力がほしい、多少うるさくても曲げたい”なら サーボモーター MG996R。指の追加はトルク不足が地味に効くので、ここは性格が出る。
装着が一番むずい:でも“ここ”で完成度が跳ねる
redditの反応でもよく見るけど、「動く」より「付けていられる」が難しい。たぶんここが、動画では見えないコスト。
装着の現実解は、3Dプリントか、バンドでしっかり固定するか。両方やると一気にそれっぽい。
3Dプリントで“指の形”を寄せる
硬めに形を出すなら PLA フィラメント 1.75mm、装着の当たりを柔らかくしたいなら TPU フィラメント 1.75mm が効く。素材で“痛さ”が変わるのは、地味に体験差が出るポイント。
バンド固定で“まず外れない”を作る
固定が甘いと、動いた瞬間にズレて「結局役に立たない」に直行する。だから 面ファスナー(マジックテープ) バンド は最初から強め推奨。派手さはないけど、これがあると“実験”が“装着体験”に変わる。
配線と電源:地味だけど、ここをサボると一気に壊れる
作る側に回ると、嬉しい失敗が起こる。例えば「動いた!」の次に「焦げ臭い…」みたいなやつ。回避するなら最低限の基礎装備がいる。
最初は ブレッドボード と ジャンパーワイヤー(デュポン) で検証して、いけそうなら はんだごて セット でまとめる。最後に 熱収縮チューブ を使うと、“工作”の見た目が急に締まる。これ、満足度に直結する。
体験談っぽく語る:実際に“増えた感”が出る瞬間
ここからは、やるならこうなる、という具体の話。6本目の指ガジェットの面白さは「作業が増える」より「脳が混乱する」ほうが先に来る。
例えば、追加の指(もしくは追加のつまみ)に「握る」を割り当てたとする。最初は、手の指と追加の指が一緒に動いてしまう。あれ?分離できないぞ…ってなる。けど、センサー閾値を詰めたり、入力を足に逃がしたりすると、ある瞬間にズレが解ける。
そのタイミングが最高で、「あ、いま増えた」って感覚が出る。
足入力に寄せるなら フットスイッチ(足踏みスイッチ) が手堅いし、圧の連続値で遊ぶなら FSR402 感圧センサー(力センサー) が効く。筋電に寄せたいなら MyoWare 2.0 マッスルセンサー。方向性が決まると、脳の慣れ方も変わってくる。
ネタ枠も大事:掲示板で必ず出る“フェイク指”と“指サック”
reddit系のスレって、真面目な研究の話と同じくらい、ネタのほうが伸びる。そこで必ず出るのが「それ指増えてないじゃん」系の道具。だけど、これが意外と役に立つ。
たとえば 指サック(装着補助) は「滑り止め」扱いで地味に効く。追加機構を触るとき、皮膚が引っ張られると集中が切れるから。
マジック用 フェイク親指(ソフトサム) はネタ感が強いのに、「身体の見た目が変わると感覚が変わる」入口としては悪くない。
待ち時間に手が動く人は フィジェットトイ スライダー をいじりながら「追加の指があったら何したい?」を考えるだけで、設計の方向が固まることがある。ちょっと悔しいけど。
よくある質問:検索者の“次の一手”を先に潰す
Q. 結局、買える6本目の指ガジェットってあるの?
「完成品としての6本目の指」より、「周辺機材で近い体験を作る」が現実的。最短ルートは フットスイッチ(足踏みスイッチ) と サーボモーター SG90 を繋いで「指が閉じる」を作るところから。
Q. 自作って難しい?
難しいというより、沼が深い。制御を簡単にしたいなら Arduino Nano Every、ログや拡張に振りたいなら ESP32 開発ボード。最初に選ぶボードで体験が変わる。
Q. 装着が痛そう
痛い方向にいくと続かない。まずは 面ファスナー(マジックテープ) バンド でズレを減らして、当たりは TPU フィラメント 1.75mm 側に倒す。ここはケチらないほうがいい。
まとめ:6本目の指ガジェットは“買う”より“寄せる”が面白い
「6本目の指 ガジェット」で探しているのは、完成品というより“増える感”そのものだったりする。そこに正面から行くなら、入力は MyoWare 2.0 マッスルセンサー か FSR402 感圧センサー(力センサー)、出力は サーボモーター SG90、装着は 面ファスナー(マジックテープ) バンド と TPU フィラメント 1.75mm。この並びが、わりと現実的に“増える側”へ寄せてくれる。
最後に、検索の入口としてはこの2つをもう一度。ここから辿ると世界が早い。

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