ガジェットクリエイターって、結局のところ「買って試して紹介する人」じゃなくて、「迷ってる人の背中を押す材料を用意する人」だと思ってる。
ぼくが最初にやらかしたのは、見た目の画質ばっかり気にして、音がスカスカのまま投稿してたこと。再生数は回っても、コメントが伸びない。で、ある日ふと自分の動画をスマホで聞いたら、声が薄くて疲れる。そりゃ途中離脱するわ…ってやっと腑に落ちた。
そこから「音→光→撮影→編集」の順に整えたら、同じ内容でも反応が変わった。この記事は、その流れをまるっと共有する。
「ガジェット クリエイター」で検索してきた人が、今日から動けるように、機材も企画も案件の向き合い方も、なるべく生々しく書く。
ガジェットクリエイターが最初に決めるべきこと(ジャンル迷子を止める)
最初におすすめなのは、「紹介するガジェットの軸」を1つ決めること。軸がないと、買うものが増えるわりに強みが育たない。ぼくの場合はPC周りに寄せた。理由は単純で、毎日触るからレビューが生活に馴染む。補足すると、生活改善系でもモバイルでも同じで、“自分が毎日困ってること”を入口にしたほうがネタ切れしにくい。
- デスク・PC周り:配信/編集/在宅のニーズが強い
- モバイル周り:イヤホン・充電が鉄板
- 撮影・音:カメラ沼に入る前に差が出る
ここから先は、「ガジェットクリエイターの機材」を、優先順位つきで話す。
まず音から:マイクに投資すると“信用”が増える(体感ある)
動画やショートって、視聴者は画質より先に音で離脱する。ぼくはここを軽く見てた。
最初の改善は、カメラを買うことじゃなくて、マイクを変えることだった。
1) スマホ撮影のままでも効く:ワイヤレス or ラベリア
外で撮るなら、ケーブルに引っ張られないのが正義。風の音も拾いにくくなる。
「まずはスマホでいい」って言う人ほど、音だけは先に整えてた印象がある。
補足:風が強い日は、ワイヤレスでも「ボフボフ」する。そこで地味に効いたのが風防。
2) 室内の喋り:オンカメ or USBでラクする
机で撮るなら、手軽さが続く。ぼくが最初に「うわ、変わった」と思ったのは、声が前に出た瞬間。
オンカメなら配線も少ないし、USBならPC直で完結する。
3) “ちゃんと音”に寄せる:ダイナミック+オーディオIF
ここは沼だけど、レビューの説得力が増える。
声の輪郭がハッキリして、聞いてて疲れにくい。長尺のレビューほど差が出る。
次は光:照明を入れると“安っぽさ”が消える(顔出ししなくても効く)
照明って、盛るための道具だと思ってたけど違った。
“見やすさ”の道具。ガジェットの質感、文字、指紋、全部が見えるようになる。レビューってそれが命。
- Elgato Key Light Air
- Aputure amaran P60c
- amaran 60x
- Godox SL60W
- NEEWER LEDリングライト
- ULANZI VL49 RGB ビデオライト
で、ライトを買ったら次に詰まるのが置き場。机の上が戦場になる。そこで支えになるのがスタンド類だった。
撮影:カメラは最後でいい。でも“固定”は早めにやる
正直、カメラは最後でも回る。けど、手ブレは最後まで残る。
ぼくはここで気づいた。高いカメラを買う前に、固定しないと意味がない。
それでも「背景ボケ欲しい」「暗所が弱い」でカメラに行く流れは自然。
ガジェットクリエイター向けで名前が出やすいのはこの辺。
補足:外撮りが多いならアクションカムも選択肢。ここは“手軽さ”が武器になる。
配信・画面収録:ガジェットレビューは“画面”が主役になることがある
PC周辺機器のレビューって、画面を見せる場面が多い。設定画面とか、音の違いとか。
そこで便利だったのがキャプチャー周り。最初に安いのを買って熱くなって後悔したこともある。発熱と遅延は侮れない。
配信用の操作を楽にしたいなら、Stream Deckは早めに触っておくと世界が変わる。
ショート量産する時期ほど効く。
Webカメラで割り切るなら、ここが定番。ガジェットクリエイターって“割り切り”が上手い人が強い。
編集:速く回すほど強くなる(ソフトより“型”)
編集ソフトは好みだけど、最初に効いたのは「編集の型」だった。
撮影→取り込み→不要部分カット→テロップ最小→書き出し、を毎回同じ順でやる。迷う時間が減る。これだけで続く。
補足:編集が重いと、やる気が落ちる。そこでSSDに逃がしたら一気にストレスが減った。地味だけど効くやつ。
レビュー企画の作り方:伸びるのは「比較」と「使用シーン」
ガジェットレビューで伸びやすいのは、結論から言うと“比較”だと思う。理由は、視聴者が買う直前だから。補足すると、単体レビューでも「以前使ってたものとの違い」を必ず入れるだけで刺さり方が変わる。
ぼくがよくやる型はこれ。
- 結論(向いてる人/向かない人)
- 使用シーン(机、外出、通勤、会議)
- 比較(価格帯 or 競合)
- 弱点(ここを隠すと信用が落ちる)
- 代替案(予算別に提示)
記事にも動画にも使える。
案件・提供:ガジェットクリエイターが一番失いやすいのは“信用”
案件が増えるほど、言葉が軽く見える瞬間がある。ぼくも一度、褒め方が雑になってコメントで刺された。
そこからは、提供でも“弱点は必ず言う”、比較条件を揃える、案件表記は目立つ場所に置く。この3つだけは守ってる。
案件がなくても、アフィリエイトを貼るなら同じ。
紹介する商品が増えるほど、「買った人が困らない情報」を足していく方が、結果的に伸びやすい。
あると助かる“持ち物系”:撮影のたびに探さない工夫
撮影って、始める前に疲れることがある。ケーブルどこ、充電ない、収納どこ…で時間が溶ける。
そこで持ち物を固定したら、撮影に入るまでが一気に早くなった。
補足:充電器とモバイルバッテリーは、レビューの小道具にもなる。ガジェットクリエイターあるある。
ガジェットクリエイターの機材ロードマップ(迷った時の順番)
最後に、ぼくがやり直すならこの順で揃える。
- マイク:まず Hollyland Lark M2 か RODE VideoMic GO II
- 照明:机なら Elgato Key Light Air、コスパなら Godox SL60W
- 固定:小さく始めるなら Manfrotto PIXI ミニ三脚 MTPIXI-B
- 編集:まずは DaVinci Resolve で型を作る
- 必要になったらカメラ: Sony ZV-E10 + SIGMA 16mm F1.4 DC DN
ガジェットクリエイターは、道具が増えるほど楽しくなる反面、道具に振り回されやすい。
だからこそ「音と光で信用を作って、比較と使用シーンで刺す」。この2つだけ先に固めると、迷いが減るはず。

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