「ガーミンのピッチって何?」と検索する人、だいたい同じところで止まります。画面に“ピッチ”と出るけど、**速さ?傾斜?ゴルフ?**みたいに混線するんですよね。結論から言うと、ランニングの文脈でのピッチは 1分あたりの歩数(ケイデンス)。左右合計の“テンポ”です。
この“テンポ”が分かると、フォームの改善がかなりやりやすくなります。数字が素直なので、体感と結びつくのが早い。逆に、ピッチだけ追いかけると変な走りにもなりがちで、ここが面白いところ。
ピッチ=ケイデンス。ガーミンでは「1分あたりの歩数」
ガーミンのランニング指標で出てくるピッチは、**steps per minute(spm)**のこと。要するに、1分間に何歩踏んでるかです。
体感で言うと、ゆっくりジョグでのんびり走ると低めになりやすいし、テンポ走や坂で“足が回る”と上がりやすい。走力というより、スピード・フォーム・疲労・路面でブレる数字です。
目安はどれくらい?「170台=正義」じゃない話
よく“ピッチは180が良い”みたいな話を見ます。あれ、誤解も混じってます。
- 確かに高めのピッチは、着地衝撃を小さくしやすい(足を前に投げにくい)
- でも、無理に上げると心拍だけ上がってしんどい(しかもストライドが潰れる)
つまり「上げれば勝ち」ではなく、その日の走り方に合ってるかが大事。数字の“居心地の良さ”があるんですよ。
まずは「ピッチが見える環境」を作る:対応ウォッチの定番
ピッチを日常的に追うなら、ランニング向けのGarminが扱いやすいです。定番どころだと、表示のカスタムもしやすい。
- Garmin Forerunner 265 は日々のジョグ〜ポイント練までちょうどいい立ち位置
- Garmin Forerunner 965 は地図やロング走も含めて全部盛りに寄せたい人向け
- Garmin Forerunner 955 は実戦寄りの定番、数字を追う人が選びがち
- Garmin Forerunner 255 は“必要十分”の代表で、ピッチ管理にも相性がいい
- Garmin Forerunner 55 は入門として分かりやすい(最初の一台に選ばれがち)
- アウトドア寄りなら Garmin fēnix 7 や Garmin Instinct 2 が候補に上がる
- 生活寄りの見た目なら Garmin Venu 3
- “全部できる感じ”を出すなら Garmin epix (Gen 2) も名前が出ます
ここで大事なのは、「ピッチを常に見たい」のか「あとで振り返れればOK」なのか。前者なら表示のしやすさ、後者ならバッテリーや普段使いも込みで選ぶとズレにくいです。
ピッチを“ちゃんと”見るなら、センサーで一段上がる(体感が変わる)
ウォッチ単体でもピッチは見られます。ただ、ランニングダイナミクスをもう少し深掘りしたくなると、センサーの出番が来ます。
- 腰につけるタイプなら Garmin ランニングダイナミクスポッド
- 胸ストラップでまとめるなら Garmin HRM-Pro や Garmin HRM-Pro Plus
- “ラン向け胸バンド”の定番名なら Garmin HRM-Run
- トライアスロン文脈なら Garmin HRM-Tri
- 服装や装着の都合で選ばれることがあるのが Garmin HRM-Fit
- 新しめの候補として名前が挙がるのが Garmin HRM 600
走りの例で言うと、同じペースでも「疲れてくるとピッチが落ちる人」「逆にピッチだけ上がってストライドが死ぬ人」がいます。センサー込みで数字が揃うと、どっちのタイプかが見えやすい。ここ、地味に大きいです。
“上げ方”のコツ:いきなり180にしない。まずは「音」で合わせる
ピッチ改善でよくある失敗が、初日からピッチをガン上げしてフォームがバタつくやつ。あれ、脚だけ忙しくなって終わることが多いです。
おすすめは、次の順番。
- まず普段のジョグで、ピッチの平均を把握(現状を知る)
- 次に、+3〜+5 spmくらいだけ上げる日を作る
- その日はストライドを伸ばさない。むしろ“真下に落とす”感覚に寄せる
- 余裕がある日だけ、短い流しで少し回してみる
これ、数字が少しずつ馴染みます。変に頑張った感じが出にくい。
よくある悩み:ピッチが高いのに遅い/低いのに速い
「ピッチ高いのにペース上がらない」って、普通に起きます。理由は単純で、ピッチはテンポであって速度そのものじゃないから。
- ピッチが高くても、ストライドが小さければ速度は出ない
- ピッチが低くても、ストライドが大きくて効率が良いと速い
だから、ピッチを見るときは「今日の狙い」を決めた方がいいです。ジョグの効率化なのか、スピード練習の回転なのか、坂での粘りなのか。目的が決まると数字が味方になります。
もう一歩:ガーミン以外の“足元センサー”も話題に出る
ピッチやフォームを真面目に追いかける人の会話だと、他社のフットポッドも比較に混ざってきます。代表格はこれ。
ガーミンのピッチを理解したあとに、「じゃあ足元の情報も欲しいな」となる流れ、わりと自然です。いきなり飛ばす必要はないけど、比較対象として知っておくと記事が締まります。
Q&A:検索されやすいところだけ、先に潰しておく
Q1. ピッチが表示されないことがある?
あります。多くはデータ画面の項目設定だったり、アクティビティ種別だったりします。まずは Garmin Forerunner 255 や Garmin Forerunner 265 みたいなラン向けモデルで「データ項目にピッチを追加」するのが手堅いです。
Q2. ピッチだけ上げればフォームは良くなる?
ならないです。良くなる“きっかけ”にはなるけど、強制すると崩れます。ピッチはフォームの結果として出る数字、くらいに捉える方が長持ちします。
Q3. センサーは必須?
必須ではないけど、伸び悩みや違和感が出たタイミングで効きます。迷ったら Garmin ランニングダイナミクスポッド か、心拍もまとめたいなら Garmin HRM-Pro Plus が候補に上がりやすいです。
まとめ:ピッチは“走りの温度計”。数字を味方にすると迷いが減る
ガーミンのピッチは、派手さはないけど使い道が多い指標です。ジョグが雑になってる日も、疲れてフォームが崩れてる日も、数字に出る。そこが便利。
まずは Garmin Forerunner 55 でもいいし、長く使うなら Garmin Forerunner 965 や Garmin fēnix 7 のような“育つ相棒”でもいい。ピッチを見始めるだけで、「今日はどんな走りだった?」が言葉になるようになります。数字って冷たいのに、意外と正直なんですよね。

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