「ガジェット 遊戯王」で検索する人って、だいたい2種類に分かれる。
昔の“途切れない手札”が好きで戻ってきた人と、安くて手触りのいい機械族デッキを探してる人。で、結論から言うと――ガジェットは今でも組める。勝ち方は細いけど、細いなりにちゃんと戦える道がある。
ガジェットが刺さる瞬間:手札が切れないって、やっぱ気持ちいい
ガジェットの良さは、派手な1ターンキルじゃない。地味に見えるのに、ちょっとずつ勝ち筋が伸びるところ。
たとえば通常召喚でレッド・ガジェット→手札にグリーン・ガジェットが増える、みたいな“増えてる感”。これがまず楽しい。
そして現代寄りにするなら、ここにゴールド・ガジェット・シルバー・ガジェット・プラチナ・ガジェットを混ぜて、盤面の厚みを作っていく。ここまで来ると「懐かしい」だけじゃ終わらない。
いまのガジェットは何を目指す?(勝ち筋の芯)
ガジェットを現代で動かすとき、狙いはだいたいこの2つに絞られる。
- レベル4を並べてエクシーズで噛み合いを作る
- 妨害札を投げて相手の動きを細くして、手数勝負にする
要は、“派手に捲る”より“相手の手数を減らす”寄り。
ここで頼りになるのがギアギガントX。ガジェット側は手札が途切れにくい反面、必要なピースを引けないと急にモタつく。そこを埋める役目があるのが大きい。
あとは「守る札」をケチらない。ここを渋るとガジェットは一瞬で無になる。
採用候補は定番の増殖するG、灰流うらら、無限泡影。
さらに環境を見て墓穴の指名者や抹殺の指名者も候補に入る。
ざっくり「回し方」:初動で迷うポイントだけ潰す
1ターン目の理想は「レベル4を2体」+「守りを1枚」
ガジェットは、初手から完璧な盤面を作るデッキじゃない。
ただ、レベル4が2体並べば話が変わる。エクシーズで“仕事がある札”に変換できるから。
- まず通常召喚でレッド・ガジェット or グリーン・ガジェット or イエロー・ガジェット
- 次の手札を確保しつつ、展開札としてゴールド・ガジェット/シルバー・ガジェットを絡める
- リンクで場を整えるならプラチナ・ガジェットが便利
ここまでやって、最後に妨害札を構える。
「守りが薄いガジェット」は、相手のデッキが何であれしんどい。
エクストラは何から揃える?(迷いがちな優先順位)
まず1枚で価値が出るのがギアギガントX。
次に“時間を稼ぐ”枠としてNo.41 泥睡魔獣バグースカ。これ、ガジェットの「あと1ターン欲しい」がそのまま形になる。
余裕が出てきたら盤面の圧を上げる枠。
リンクならS:Pリトルナイトが話題になりがちだし、エクシーズの締めとして天霆號アーゼウスもよく名前が出る。
ちょっと変化球を入れるなら、No.97 龍影神ドラッグラビオンからのNo.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragonみたいな話も出てくる。
ただ、ここは好み。まずは堅実な“動くエクストラ”を固めたほうが失敗しにくい。
「除去ガジェ」っぽい感触を戻すなら:捲り札をケチらない
昔のガジェットって、罠と除去で相手を削っていく感覚があった。
いま同じことをやるなら、役割を“現代の捲り札”に置き換えるのが近道。
- 一枚で盤面に触りやすいライトニング・ストーム
- 受けを一気に崩しやすい禁じられた一滴
- “触れない盤面”を誤魔化すなら壊獣
ガジェットって、手札が増えるぶん「回答札」を引き込みやすいのが強みでもある。だから捲り札は噛み合う。ここ、地味に大事。
ガジェット×無限起動、って実際どう?(混ぜ物のリアル)
混ぜ物としてよく話に出るのが無限起動。
ガジェットの“並べるだけ”が、無限起動の“伸ばして殴る”に繋がるから相性がいい。
たとえば採用されがちな機械族だと、無限起動ハーヴェスターや無限起動アンカー・ドリルが候補に上がる。
ただし、混ぜるほど「ガジェットらしさ」は薄くなる。ここは割り切りが必要だし、試して合わなければ戻せるのもガジェットのいいところ。
マスターデュエルでガジェットを触る人が最初にハマる罠
遊戯王 マスターデュエルでガジェットを触ると、最初は「手札増えてるのに勝てない」が起きやすい。
理由は単純で、手札が増えても“勝ちに行くカード”が少ないと押し切れないから。
だからこそ、エクストラにギアギガントXを入れて“必要札へ寄せる”、守りに無限泡影や墓穴の指名者を入れて“相手の速度を落とす”。この2点が安定に直結しやすい。
OCGで紙を組むとき:カード以外も地味に効く
紙で回すなら、カードの管理が雑だとそれだけで疲れる。ガジェットは手札が増える分、なおさら。
個人的におすすめされがちな定番はこのへん。
- シャッフルが楽なドラゴンシールド スリーブ
- 触りが硬めのKMC ハイパーマット
- 持ち運びに安心感があるアルティメットガード デッキケース
- 机が滑るならTCG プレイマット
で、肝心の本体は言うまでもなく遊戯王OCG デュエルモンスターズ。
シングルで集めるのが早いけど、気分を上げたいなら遊戯王 オフィシャルカードゲーム ブースターパックを開ける楽しみも捨てがたい。
よくある質問:ガジェットを触る前に気になるところ
Q1. ガジェットって初心者向け?
手札は増えるから“事故りにくそう”に見える。そこは本当。
ただ勝ちに行く導線は自分で作らないといけないので、最初は「負け方」が分かりにくいかもしれない。だからこそNo.41 泥睡魔獣バグースカみたいな“止め札”が効く。
Q2. 相手の盤面が硬いときは?
正面突破が難しいなら、最初から割り切る。
禁じられた一滴や壊獣を手札に入れて“触れる状態”にしてから殴るほうが早い。
Q3. ガジェットらしさってどこ?
結局は「通常召喚から仕事を始めるところ」。
レッド・ガジェットやイエロー・ガジェットで手札を繋いで、ギアギガントXで次の一手に寄せる。地味だけど、ここが一番“らしい”。
まず揃える買い物メモ(迷ったらこの順番)
- 3色の基礎: レッド・ガジェット/グリーン・ガジェット/イエロー・ガジェット
- 現代寄せの厚み: ゴールド・ガジェット/シルバー・ガジェット/プラチナ・ガジェット
- まずはこれ: ギアギガントX
- 時間を稼ぐ: No.41 泥睡魔獣バグースカ
- 守りの定番: 灰流うらら/増殖するG/無限泡影
- 盤面に触る: ライトニング・ストーム/禁じられた一滴/壊獣
ガジェットは、気合いで豪快に勝つデッキじゃない。
でも「次の1枚がある」ってだけで、対戦がちゃんと続く。そこが長く触られる理由だと思う。

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