結論から言うと、Samsung Galaxy S24 Ultraは星空に強い。
ただ、最初の夜は「強いらしい」だけで突っ込んで、真っ白な空を撮って帰った。理由は単純で、スマホの性能より、撮り方がズレてた。
この記事は、Redditや5chで見かける“やらかし→改善”の流れを、現場のメモっぽくまとめたもの。きれいな一般論は少なめ、実際に起こりがちな失敗の手触り重視でいく。
1回目:屋上で「星ゼロ」を撮った(しかも風が敵)
撮影場所は街の屋上。目で見ても星が少ないのに、なぜか行ける気がして、Samsung Galaxy S23 Ultraを出した。
ナイトモードで長押しして、待つ。するとプレビューはそれっぽい。でも保存したら、空が明るいグレーで、星は点じゃなくてザラザラした砂。笑うしかないやつ。
ここで気づいたのが「固定できてない問題」。
手すりに置いても、風で微妙に揺れる。しかも屋上の床って地味に振動がある。掲示板でも「固定できたつもりが一番危ない」ってやつ、あれ。
この夜から持ち物が変わった。
- まず足場を作るために、JOBY GorillaPod 325か、置き撮りならManfrotto PIXI
- スマホの固定は雑にやると角度がズレるので、Ulanzi ST-06みたいなホルダー
- シャッターは手で触らない。これが地味に効くから、Bluetooth リモートシャッター
“高いスマホ買えば何とかなる”って思ってたけど、ここは完全に勘違いだった。
2回目:山で勝てた。勝因はアプリじゃなく「手順の型」
次は郊外。星が肉眼で見える場所に移動。ここでやっとSamsung Galaxy S24 Ultraの良さが出た。
やったことは派手じゃない。
- まずSamsung Expert RAWを開く
- 「Astrophoto(天体)」を探す
- 出なかったので一回詰まる
- 設定の“Labs/特別オプション”系をONにする(ここ、知らないと迷子)
- 三脚に固定して、2秒タイマー or リモートで切る
この「Astrophotoが出ない」事件、Redditでも同じ話が多い。知らないと、“自分の機種は非対応?”ってなる。実際は設定がOFFだっただけ、みたいなオチが多い。
夜の現場でスマホ画面をいじるのがキツいから、ライトは赤色が便利で、NITECORE NU25みたいなヘッドライトを首にかけっぱなしにした。片手が空くのが正義。
「空が白い」問題の正体は、だいたいこの3つだった
白くなるのはスマホが悪い…と思いがち。でも体感だと原因はこっちが多い。
原因1:月が明るすぎる
満月に近いと、夜空が“夜”じゃない。
このとき無理に粘ると、白い空+汚いノイズになる。
原因2:周りの光(コンビニ、街灯、車のライト)
暗順応が崩れるし、レンズ面に反射が入る。地味に詰む。
原因3:固定不足(たぶん一番多い)
「置いた」じゃ足りない。押した瞬間に動く。風でも動く。
だからBluetooth リモートシャッターが効くし、固定が弱い場所ならJOBY GorillaPod 325の巻き付けが助かる。
補足すると、風がある日は小型三脚ほど負けやすい。そういう日は最初から撤退するか、低く構えて安定を取りに行くほうが結果が良かった。
ピントが合わない夜にやった「雑だけど効いた」対処
星空って、ピントの正解がわかりづらい。AFが迷うと永遠に迷う。
そこで、Samsung Expert RAWでマニュアル寄りにして、遠くの街明かり or 明るい星を拡大して、点が一番小さくなるところを探した。
これ、理屈は普通なんだけど現場だとめちゃくちゃ面倒。
だからレンズ面は毎回拭くようにした。皮脂が乗ってるとピント以前に滲む。
- 拭く用: Kenko レンズクリーニングキット
- 砂埃対策: HAKUBA ブロアー
補足。冬は息がレンズに当たって曇ることがある。自分が思ってる以上にスマホに顔を近づけてる夜がある。
「星が線になる」を減らした、地味な工夫
星が線になるのは、露光が長すぎるか、スマホが動いてるか、どっちか。
ただ、現場でありがちなのは“ズームで盛って負ける”パターン。
自分は一度、欲張ってズームを上げて、結果として星全部が流れて終わった。
それ以来、まず広角寄りで勝ちを取ってから、必要ならトリミングで寄せる。RAWで残しておくと後が楽だった。
RAW現像はスマホだけでもいける。ここで効いたのがこれ。
理由はシンプルで、ノイズ処理とコントラスト調整がやりやすいから。
補足すると、やりすぎると空がベタ塗りっぽくなるので、少し残すほうが写真っぽくなる。
途中でバッテリーが尽きて帰ったので、電源は持つようになった
寒い夜に長秒を回すと、電池が想像より落ちる。
「残り30%あるし余裕」からの急降下が普通にある。
以降、星撮りの日はこれをポケットに入れた。
- モバイルバッテリー: Anker PowerCore 10000
- 余裕が欲しい日: Anker 737 Power Bank
- 充電器も一応: Samsung 45W 急速充電器
補足だけど、ケーブル忘れると全部終わる。現場で買えない場所のほうが多い。
microSDは“保険”。RAWを続けるなら話が早い
RAWで連写やスタックをやると、容量が気持ちよく減る。
途中で「保存できません」になった瞬間、テンションが終わる。
- 定番: SanDisk Extreme microSDXC
- Samsungで揃えるなら: Samsung PRO Plus microSD
補足。microSD対応してないモデルもあるから、そこだけは機種で要確認。対応してないなら、空き容量を作ってから出るほうが早い。
これから撮る人向け:買ってよかった順(ガチで効くやつだけ)
断定すると、星空撮影で効いたのはレンズでも加工でもなく“固定と操作”だった。
理由は、スマホの星空系は内部で複数枚を合成する挙動が多く、途中でズレると全部が台無しになりやすいから。
補足として、固定が完璧ならSamsung Expert RAWのAstrophotoはかなり強く出る。
- 固定: JOBY GorillaPod 325 / Manfrotto PIXI
- ホルダー: Ulanzi ST-06
- 手を触らない: Bluetooth リモートシャッター
- 編集: Adobe Lightroom モバイル
- 夜の作業: NITECORE NU25
- 電源: Anker PowerCore 10000
おまけ:どのGalaxyが向いてる?という話(体感の範囲で)
ざっくり言うと、最近のUltraは星空用途でも扱いやすい。
理由は、RAW系の選択肢と暗所の粘りが上がってきて、失敗してもリカバリーしやすいから。
補足として、Samsung Galaxy S22 Ultraでも固定と場所が良ければ全然いけるし、Samsung Galaxy S21 Ultraでも「星が写る」までは持っていける。
最後に、星空って一発勝負っぽく見えるけど、実際は“同じ失敗を減らしていくゲーム”だった。
最初に白い写真を撮ってしまった夜の自分に言うなら、まずは固定。それだけで勝率が上がる。

コメント