「腕時計の画面に ZULU って出てるけど、これ何?」
結論から言うと、ガーミン の ZULU(ズールー) は、だいたい UTC(協定世界時) のことです。いきなり断定したのには理由があって、航空や気象の世界で “Zulu time = UTC” が共通言語になっているからなんですよね。補足すると、時計側の表示としては「ローカル時刻+ZULU(UTC)を並べる」形が多く、特にアビエーション寄り・タクティカル寄りのモデルで目にしやすいです。
ZULU(ズールー)って、結局なに?UTCとどう違うの?
ZULUは「世界共通の基準時刻を、誤解なくやりとりするための呼び名」だと思うと早いです。
飛行計画、METAR/TAFみたいな航空気象、軍用の通信などは、国や時差が混ざるほど事故りやすい。そこで “UTCで統一しよう” ってなって、UTCを指すときに Z(Zulu) と言う場面が多い、という流れです。
ここで引っかかりがちなのが日本時間とのズレ。JSTはUTCより9時間進んでいます。
つまり、
- 日本時間(JST)→ ZULU(UTC)は -9時間
- ZULU(UTC)→ 日本時間(JST)は +9時間
この換算だけ頭に置くと、時計の表示が一気に読みやすくなります。
「ZULUが出てくる」シーン、体験ベースで言うとここが多い
ZULUって、日常だと見慣れない言葉です。だからこそ “出会う場面” がだいたい決まっています。
1)フライト系:アビエーションウォッチで急に現れる
たとえば Garmin D2 Charlie を触っている人の話だと、フライトログやブリーフィングの流れでZULU表示を見て「お、これUTCか」と気づくことが多いみたいです。
「現地時間じゃなくて、まずZで言われる」って状況、シミュレーターでも実機でも起きますしね。
アビエーション系なら Garmin D2 Air X10 や Garmin D2 Mach 1 のように、普段使いしつつ“飛行の道具”としても扱えるモデルも候補に上がります。
さらに振り切ると Garmin MARQ Aviator Gen 2 みたいな方向。こういうラインだと「UTC表示がある前提」で話が進む空気があります。
2)タクティカル系:画面の片隅にZULUがいて混乱する
「気づいたら右上にZULUがいる」系は、タクティカルやミリ寄りの文字盤でありがちです。
候補としては Garmin tactix 8 AMOLED とか Garmin tactix 8 Solar 。同じ“tactix”でも表示の出方は文字盤や設定で変わるので、まずは「ZULU=UTC」を理解してから調整するのが近道になります。
前世代側なら Garmin tactix 7 も、用途的にZULU表示と相性がいいですね。
3)fēnix系:旅行・海外MTG・夜間行動で地味に効く
ここ、意外と現実的です。
海外に住んでる相手と「じゃあ明日、12Zで」みたいなやりとりが出たとき、ZULU表示があると変換がラクになります。スマホでいちいち計算しなくていいのが地味に快感だったりします。
古めのモデルでも Garmin fēnix 5 Plus / Garmin fēnix 5S Plus / Garmin fēnix 5X Plus あたりは「UTC/ZULUの表示」という文脈で語られがち。
最近側で選ぶなら Garmin fēnix 7 や Garmin fēnix 7 Pro、大きめが好きなら Garmin fēnix 7X Pro も候補に入ります。
4)Instinct系:アウトドアで“基準時”があると整理できる
山やキャンプって「日の出・日の入り」「満潮」「連絡予定」みたいに時間が散らかりやすい。そこに時差が混ざるとさらにカオスです。
そんなとき、ローカルとZULUを分けて持っておくと、頭の中が落ち着きます。
タフ寄りなら Garmin Instinct Tactical、ソーラー方面なら Garmin Instinct Dual Power Tactical、現行のゴツい路線なら Garmin Instinct 2X Tactical。
もう少しマイルドに行くなら Garmin Instinct 2 もあります。
ZULU表示を「追加・管理」するコツ:まずは代替タイムゾーンを作る
やることはシンプルで、「UTCをもう1個の時計として持つ」イメージです。
モデルによって名称や階層が違いますが、だいたい ALT TIME ZONES(代替タイムゾーン) を触ります。
検索して出てくるのがこのワード:
設定のイメージはこんな感じです。
- 時計メニュー(Clocks系)を開く
- 代替タイムゾーン(ALT TIME ZONES)を追加
- タイムゾーンを「UTC」にする
- 表示名を「ZULU」や「UTC」に揃える(できる機種だと楽)
ここまでやると、文字盤やウィジェットで “ローカル+UTC” の並びが作れます。
「ZULUが消せない」っていうより、たいていは “どこに表示しているか” が分かってないだけ、というパターンが多い印象です。
じゃあ、時計のZULUって消すべき?残すべき?
断定すると、使いどころがある人は残した方がいいです。理由は単純で、ZULUを消すと“共通の基準”が消えるから。
補足すると、以下に1つでも当てはまるなら残す価値があります。
- 海外の人と時間を決めることがある
- フライト/航空無線/気象(METAR/TAF)に触れる
- サバゲー/訓練/チーム行動で「同じ時刻」を共有したい
- 遠征・旅行で時差を跨ぎがち
逆に、国内オンリーで、時計の表示がごちゃつくのがストレスなら “見えない場所に移す” のが落としどころです。完全に消すより、ワンステップ奥に隠すほうが後悔が少ないんですよね。
「Garmin Zulu」で検索すると混ざる別のZULU:ヘッドセットのほう
ここ、記事に短く入れておくと親切です。
「ZULUってガーミンの新製品?」と勘違いしやすい原因のひとつが、航空ヘッドセットの Zulu シリーズ。
こっちは「Zulu=製品名」で、時計のZULU(UTC)とは別物です。検索結果が混ざって混乱しやすいので、先に分けておくとスッキリします。
ZULUを“使える表示”にする小ワザ:ウォッチフェイスで割り切る
ZULUを活かすなら、「普段は見やすい」「必要なときだけZULUが見える」が気持ちいいです。
その発想で使われがちなのが、ZULU/UTCが前提のウォッチフェイス。
正直、文字盤で解決するのがいちばん早い場面もあります。設定メニューを深追いして疲れるより、表示を変えたほうが一発だったりするんですよ。
ついでに“運用”まで整える:連携アプリと小物
ZULUを使う人って、だいたい運用もそれっぽくなっていきます。
たとえばフライト系なら Garmin Pilot。日常のログや同期なら Garmin Connect。このへんを揃えると「時計だけ浮いてる」感じが減ります。
あと、地味に効くのが小物。充電切れは全部を台無しにします。
「ZULU便利だな」と思うタイミングって、だいたい外にいるときなので、バンドやケーブルを持っておくと安心感が上がります。
まとめ:ガーミンのZULUは“UTC”として持つと強い
最後にもう一回だけ。
ガーミン の ZULUとは、UTC表示のこと。これが分かるだけで、時計の見え方が変わります。
「海外とやりとりする」「航空/気象に触れる」「チーム行動で時刻を揃える」──このへんに心当たりがあるなら、ZULUは飾りじゃなくて道具になります。
まずは Garmin Alternate Time Zones(Alt. Time Zones) の発想でUTCを1本追加して、必要に応じて Connect IQ:LocalZulu や Connect IQ:ZuluTime の表示に逃がす。ここまでやれば、だいたい迷子から抜けられます。

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