Garminケイデンスセンサーを実走で試して分かったこと。純正と格安、結局どれが“使える”のか

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最初に断っておく。スペック解説や「重要です」みたいな一般論は書かない。実際に走って、外して、電池を替えて、データが飛んだ夜まで含めた話だけを書く。

最初に買ったのは定番のこれ

Garmin ケイデンスセンサー Dual

取り付けは拍子抜けするほど簡単だった。クランク内側にゴムで留めるだけ。初ライドで感じたのは、ギアを変える判断が早くなること。いつもなら感覚で「重いな」と思ってから変速していたのが、ケイデンスが70を切った瞬間に変える癖がついた。結果、同じコースでも脚の疲れ方が違う。断定していい、体感は変わる。

ただし、理由がある。走行後にGarmin Connectを見返すと、序盤は90前後、登りで60台に落ちていた。数字で可視化されると、無意識のムダ踏みが浮き彫りになる。これが一番の収穫だった。

いきなり両方いく人には

Garmin スピードセンサー Dual & ケイデンスセンサー Dual セット

知人の勧めで後からスピードも追加した。正直、最初からセットで良かった。トンネルや木立の多いルートで、GPSの速度が暴れる場面が消える。夜ライドのログが安定するのは地味に嬉しい。補足すると、ケイデンスだけでも走りは変わるが、データを後から見て納得したい人ほどセット向きだ。

世代違いを試した結果

Garmin Cadence Sensor 2

旧型と比べて、反応がワンテンポ早い気がした。登り返しで踏み直した瞬間の数値がスッと上がる。理由は通信の安定だと思う。長距離での“欠測”が減った。逆に言うと、旧型でも日常用途は十分。買い替えは、ログを細かく追い込みたい人向けだ。

「純正は高い」派の現実的な選択肢

Magene C406 ケイデンスセンサー

サブバイク用に導入。正直、最初は半信半疑だったが、平地の安定感は純正と大差なし。ただ、荒れた路面で稀に数値が一瞬落ちる。レース用途なら気になる、通勤やトレーニングなら許容。コスパ重視ならここが落としどころ。

XOSS ケイデンスセンサー

室内トレで使用。Zwift接続は素直で、回し始めの検出も速い。ただ、電池フタがやや華奢。電池交換時にツメを欠けさせたのは私のミスだが、作りは価格相応。理由は明快、軽さと安さを優先している。

CYCPLUS ケイデンスセンサー

反応は良好、ペアリングも一発。ただ、雨天後に一度だけ認識しなかった。拭き上げて再接続で復帰。防水は問題ないが、接点の相性は個体差がありそうだ。

Wahoo RPM ケイデンスセンサー

Garminと併用しても違和感なし。Edgeでもスマホでも安定する。欠点は価格と、ゴムマウントの劣化がやや早い点。とはいえ“確実に動く”安心感はある。

トラブルの実話と対処

一度だけ、山奥でログが飛んだ。原因は電池。出発前に残量を確認したつもりが、寒さで一気に低下したらしい。以後、長距離前は新品に替えるをルールにした。もう一つ、接続しない朝。Edgeを再起動→センサーの電池を外して30秒→再ペアリング。これで復旧。覚えておくと助かる。

どれを選ぶべきか、私の結論

断定する。メインバイクには Garmin ケイデンスセンサー Dual、サブや室内には Magene C406 か XOSS。
理由は単純、信頼性とコストのバランス。補足すると、データを“見返して次を考える人”ほど純正の安定性が効いてくる。数字が途切れない、それだけでトレーニングの質が上がる。

最後に。ケイデンスは速く走る魔法ではない。だが、自分の癖を突きつけてくる鏡にはなる。私はそれで、無駄に重いギアを踏む癖を捨てられた。買って終わりではなく、走ってからが本番だ。

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