Garminのゴルフ用って聞くと「距離が出るやつでしょ」で終わりがちなんだけど、Approachはそこから一段深い。とはいえ、カタログを眺めても決め手が掴めない。だからここでは、実際に使っている人たちの具体的な失敗談や「ここが刺さった」ポイントを拾いながら、買う前に腹落ちするところまで持っていく。なお、体験パートはコミュニティ上の報告を自分の検証メモとして噛み砕いたもの。
最初に結論。迷うのはだいたいこの二択だ。画面の気持ちよさと地図の見やすさを優先するなら、Garmin Approach S70。機能は十分、値段も抑えたいなら、Garmin Approach S62。普段使いの見た目と軽さ寄りなら、Garmin Approach S42。距離とスコアの基本だけでいいなら、Garmin Approach S12。
ここからは「買ってから気づく」系のポイントを先に潰す。
1ラウンド目で“おお…”ってなるのはS70、納得感が続くのはS62
S70の強さは、距離を見るたびにテンションが落ちないところ。AMOLEDの発色で、グリーン周りの視認性が良くて、日差しの強い日でも「見えねえ…」ってならないという声が多い。ここ、地味にメンタルに効く。手元を見る回数が多い人ほど、Garmin Approach S70の満足度は上がりやすい。
一方でS62は、派手さはないけど「やること全部できる」側。スコア管理、レイアップ判断、ハザード確認、だいたい揃ってる。買い替え組の中には「距離そのものの価値はS70と大差ない、見やすさに払うかどうか」みたいな割り切り方をする人もいる。そこが刺さるなら、Garmin Approach S62が気持ちいい。
“距離だけ”が欲しい人ほどS12が刺さる場面がある
変に機能が多いと、ラウンド中にいじって集中が切れるタイプがいる。そういう人が「結局、距離とスコアで十分だった」と戻ってくる先が、Garmin Approach S12だったりする。キャディ機能を使い倒したいわけじゃなく、迷いを減らす道具として割り切るなら、S12はかなり合理的。
S42は“ゴルフ専用感”が薄いのがメリットにもデメリットにもなる
Garmin Approach S42は、見た目が日常寄りで、ゴルフ場でも街でも浮きにくい。ここは好みがハッキリ出る。逆に「ゴルフ中はもっと情報が欲しい」派だと、S62/S70の情報量が恋しくなることがある。軽さと引き換えに、どこまで割り切れるか。
ここから“リアルに役立つ機能”の話。よくある機能羅列はやらない。使いどころで語る。
ハザード確認は「打つ前」じゃなく「迷った瞬間」に見る
Approachのハザードビューは、ティーショットの前に確認しておくと良い…みたいな正論は置いとく。実際は、2打目でクラブ選択が揺れた瞬間に見るのが一番効く。たとえば「残り185y、でも手前池、右バンカー、風アゲ」。ここで手元の地図を一回見るだけで、番手が一段落ちる。ミスの幅が狭くなる。これをやりやすいのが視認性の高いGarmin Approach S70で、必要十分で回すならGarmin Approach S62。
バーチャルキャディは“当てにする”より“反抗する”と上手く使える
「おすすめ番手出るの?」に期待しすぎるとズレる。実際は、提案された番手に対して「いや自分はこれで行く」と反抗するための材料にすると強い。迷っている時に背中を押してくれる感じ。ここを快適に回せるのは、やっぱりGarmin Approach S70やGarmin Approach S62の上位帯。
次に「買ってから詰むポイント」。ここが一番金銭ダメージが出る。
“オートショット検出”は万能じゃない。疑ってかかるとストレスが減る
自動でショットを拾ってくれるのは便利なんだけど、パット周りや素振りの扱いで「あれ?」が起きる報告がある。完璧を求めると精神が削れる。ラウンド後のログを見て「おかしいのは直す、合ってるところだけ使う」くらいでちょうどいい。ショットログをガチにしたいなら、時計側だけで完結させずに、センサー併用を検討する人が多い。
そこで出てくるのが、Garmin Approach CT10とGarmin Approach CT10 Starter Pack。全部のクラブに付けると財布が痛いけど、まずはスターターで「自分がログに何を求めてるか」確かめるのが現実的だと思う。
画面保護は“傷防止”より“後悔防止”
ゴルフって思った以上に時計ぶつける。カートの金具、ロッカー、バッグのチャック。傷が付いてから保護フィルムを買うと、だいたい遅い。先に貼る派なら、Garmin Approach S70 保護フィルムかGarmin Approach S62 保護フィルムを最初に入れるのが安い。
バンド問題は汗で一気に来る
夏のラウンドで、バンドの肌当たりが気になりだす人がいる。これ、地味に集中力を削る。合わないと感じたら早めに交換が吉で、Garmin Approach S70 交換バンドみたいに専用品で探すのが安全。
充電ケーブルは予備があると“前夜の絶望”が消える
遠征や泊まりで忘れると詰む。ガーミン系は独自端子の世代があるので、雑に買うと合わない事故が起きる。予備を確保するなら、Garmin 充電ケーブルで「自分のモデル名」を入れて探すのが無難。
ここで「GPS時計だけでいいのか?レーザーの方がいいのか?」の話を一回する。これを曖昧にすると買い替えが発生しやすい。
レーザーはピンを狙う道具、Approachはコースを読む道具
ピンまでの一点距離が欲しいなら、レーザーが強い。そこで候補に上がるのが、Garmin Approach Z82やGarmin Approach Z30。ただ、レーザーは「狙う対象がはっきりしてる時」に強くて、レイアップ地点やハザードの把握は時計の方が楽という意見が多い。結局、時計+レーザー併用が一番納得感が高いパターンはある。
競合で悩む人もいる。たとえばレーザーならBushnell ゴルフ 距離計、GPS系ならSkyCaddie GPS ゴルフ。ただ、スコアやラウンドの流れまで含めて一体で管理したいなら、Approachが楽な方向に倒れやすい。
最後に、買う前の「一言診断」みたいなのを置いておく。
- ラウンド中に地図を見る回数が多い/手元の視認性に金を払える → Garmin Approach S70
- 機能は欲しいが、値段の納得感が最優先 → Garmin Approach S62
- ゴルフも日常も一本で、見た目の主張は弱めがいい → Garmin Approach S42
- 距離とスコアで十分、余計な操作を減らしたい → Garmin Approach S12
- 弾道・シミュ練習も絡めて伸ばしたい → Garmin Approach R10
- ハンディ型で“練習場+ラウンド”を一台で回したい → Garmin Approach G80
Approachは「距離が分かる」以上に、「迷いを削る」道具だと思う。迷いが減ると、番手ミスが減る。番手ミスが減ると、スコアが安定する。結局そこが一番デカい。どれを選ぶにしても、最初の一回で完璧を狙わず、ログを見て自分の使い方に寄せていくと、ハマり方が早い。

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