Garminの「アプリ」、ひとつだと思って入れるとだいたい迷子になる。結論から言うと、基本はGarmin Connect、遊びと拡張はConnect IQ、山と地図はExplore、ゴルフはGolf、ドラレコはDrive、衛星メッセージはMessenger。ここを割り切ると一気にラクになる。理由は単純で、役割が違うから。補足すると、同じGarminでも時計・サイコン・ドラレコで“必要なアプリ”が変わる。
まず「Garmin Connect」。これが同期と通知の土台。ランニング勢なら Garmin Forerunner 265 や Garmin Forerunner 265S、上位だと Garmin Forerunner 965 が王道だし、日常寄りなら Garmin Venu 3/Garmin Venu 3S、新しめの健康機能が気になるなら Garmin Venu 4 も候補になる。運動も通知も、結局このConnectが裏で回ってないと始まらない。
で、ここからが“体験談が多い地獄”。RedditやGarmin公式フォーラムで定期的に出るのが「通知が急に来ない」「同期が遅い」「スマホ電池が溶ける」系。特に通知は、スマホ側の省電力がConnectを止めると一発で終わる。Garminのサポートでも、バッテリー最適化が有効だと通知が届かなくなると明言されてる。(Garmin サポートセンター)
自分がよく見る解決パターンはこれ。断定すると「Connectを“制限なし”で生かす」。理由はバックグラウンドで動けないとBluetooth通知が落ちるから。補足として、Androidはアプリの電池最適化・バックグラウンド制限を見直す導線が機種ごとに違って、そこがいちばん沼りやすい(Garminは手順を案内してる)。(Garmin サポートセンター)
次に「Connect IQ」。ウォッチフェイスやデータフィールドを増やすストアで、いわゆる“ガーミンを自分仕様にする場所”。Garminの案内だと、Garmin Connectアプリの中からConnect IQ Storeに入って追加できる。(Garmin サポートセンター)
ここで気持ちよく遊ぶなら、画面が見やすい Garmin Venu X1 みたいな系統は相性がいい。逆に、ガチ山や超ロングだと Garmin fēnix 7 Pro/Garmin epix Pro (Gen 2)/Garmin Enduro 2 あたりが“入れても崩れにくい”って話になりがち。
ただし、Connect IQは地雷もある。アプリの権限に「バックグラウンド実行(バッテリーに影響する可能性)」みたいな項目が普通に出る。権限の説明もGarminが出してる。(Garmin サポートセンター)
つまり、入れすぎて「最近バッテリー変だな?」となったら、まずは“新しく入れたフェイスやウィジェット”を疑う。これが一番戻しやすい。
最近の話題だと、Google MapsのGarmin向けアプリがConnect IQで配布された件もある。歩き・ラン・自転車の簡易ナビとしては便利だけど、iPhoneは非対応で、Android側のGoogle Mapsで目的地を作って連携する仕組み。ここを知らずに突っ込むと「思ってたのと違う」になりやすい。(The Verge)
三つ目、「Garmin Explore」。これは“地図とルートとポイント”。登山・トレッキングの人がハマりやすい。Exploreはウェイポイントやトラック、ルートなどを同期する前提で作られていて、FAQでも同期対象が整理されてる。(Garmin サポートセンター)
さらに、オフライン地図のダウンロード手順もサポートにまとまってる。(Garmin サポートセンター)
実際、山の前夜に「地図、入れてないわ」で詰むのが定番ネタなので、ここは予定があるなら早めに触っておく方がいい。デバイス側は Garmin GPSMAP 67i/Garmin GPSMAP 86i/Garmin Montana 700/Garmin Montana 750i/Garmin eTrex 22x あたりが文脈に合う。
四つ目、「Garmin Golf」。これ、ゴルフウォッチを持ってなくてもスコア管理自体はできる、とGarminのサポートに書いてある。(Garmin サポートセンター)
スコアカードの見方や統計(ドライブ、アプローチ、チップ…みたいな分類)も説明があるので、アプリだけで“振り返り”が回せる。(Garmin サポートセンター)
デバイスを絡めるなら Garmin Approach S70/Garmin Approach S62、練習寄りなら Garmin Approach R10 が記事に出しやすい。
五つ目、「Garmin Drive」。これはドラレコ民だけが使うやつ。Driveアプリで動画の確認、トリミング、保存、共有ができるとGarminが明記してる。(Garmin サポートセンター)
対象としては Garmin Dash Cam Mini 2/Garmin Dash Cam 67W/Garmin Dash Cam X310。ここは「アプリ入れたのに映像が見れない」相談が出やすいけど、だいたいペアリングか権限で止まってる。
六つ目、「Garmin Messenger」。inReach系のメッセージ用途で、使う条件(inReach互換デバイスを持つ、招待を受ける等)がGarminのFAQに書いてある。(Garmin サポートセンター)
機材は Garmin inReach Mini 2/Garmin inReach Messenger Plus あたりが定番で、最近は Garmin inReach Mini 3 Plus みたいに写真や音声メッセージまで寄せてきた流れもある。(The Verge)
山や海で「スマホ圏外の現実」を知ってる人ほど、このカテゴリに一回ハマる。
ここまでが“アプリの選び方”なんだけど、実際に困るのは選び方じゃなくて、通知と同期の死亡フラグ。最後に、コミュニティでよく見る“直し方の順番”をまとめる。
1つ目、通知が来ない:まずスマホ側の省電力を疑う。Garmin自身が「最適化が原因になる」と書いてるので、ここが最短。(Garmin サポートセンター)
2つ目、同期が遅い/繋がったり切れたり:Bluetoothの再ペアリング、Connectの権限(通知・位置情報)を確認。
3つ目、スマホの電池が減る:Redditでも「Connectがバックグラウンドで暴れる」報告があるし、Garminフォーラムでも同様の愚痴が続く。(Reddit) ここは、怪しいConnect IQコンテンツを一旦外す、位置情報の扱いを見直す、という順で“戻す”方が早い。
で、アプリが安定してくると、今度は周辺機器に手が伸びる。ランなら Garmin HRM-Pro Plus/Garmin HRM-Dual、フォーム沼なら Garmin Running Dynamics Pod。自転車なら Garmin Edge 1050/Garmin Edge 1040/Garmin Edge 840/Garmin Edge 540、センサーは Garmin Speed Sensor 2/Garmin Cadence Sensor 2、安全寄りなら Garmin Varia RTL515/Garmin Varia RCT715。体重まで取りたいなら Garmin Index S2。室内勢は Tacx NEO 2T/Tacx FLUX S。
この辺が揃ってくると、Connectの「ただ同期するだけ」から、「生活ログの司令塔」っぽく変わってくる。気持ちいいのはそこ。

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