スマートウォッチを選ぶとき、最後に残るのって「毎日つけ続けられるか」だったりする。スペック表を見てテンション上がっても、充電が面倒とか、通知がうるさいとか、寝るとき邪魔とか、そういう地味な理由で引き出し行きになりがち。そこで候補に上がるのが、電池持ちと健康系が強いGarmin Venu 3。結論から言うと、ハマる人にはかなりハマる。逆に「ここに期待するとガッカリする」という地雷もある。
まず、いちばん効くのはバッテリー。メーカー公称はスマートウォッチモードで約14日、GPSモードで約26時間という数字が前提にある(Venu 3Sは短め)。(Garmin Japan)
この“週1充電ペース”が生活を変える。Apple Watchみたいに「寝る前に充電し忘れた…」が減るだけで、睡眠計測も途切れにくい。ここがApple Watch Series 11と思想が違うところで、Series 11は通常使用で最大24時間という方向の設計。(Apple)
ガーミンは“毎日ずっと着けてデータを貯める”のが強い。
ただし、現実の電池は設定で変顔になる。常時表示(AOD)をONにすると体感が一気に落ちるという声があり、AOD前提で「3〜4日くらい」と見る人もいる。(forums.garmin.com)
さらにやや怖いのがアップデート絡み。ソフトウェア15.05前後でバッテリー消耗が急に増えた、睡眠やBody Batteryの挙動がおかしい、という報告がGarmin公式フォーラムやredditで出ている。(forums.garmin.com)
こういうとき、口コミでは「アクティビティを一回記録したら落ち着いた」「工場出荷状態に戻して改善した」みたいな応急処置が語られていたりする。(Reddit)
つまりVenu 3は“放っておけばいつでも完璧”ではなく、たまにメンテ気分が必要なタイプ。
次に、Venu 3を語るなら睡眠。売りは睡眠コーチや昼寝検出などで、公式にも睡眠寄りの訴求が強い。(Garmin Japan)
ここが面白いのは、評価が割れるところ。redditでは「睡眠トラッキングがかなり外れる」「昼寝が2割しか拾われない」みたいな不満も普通に出る。(Reddit)
一方で、睡眠を重視してVenu 3を選んで満足している流れもある。メンタル的には「睡眠点数に振り回されるとしんどいけど、傾向を見る道具としてはアリ」って落としどころが多い印象。
昼寝検出に関しては“拾う/拾わない”の体験差が出やすいので、期待値を上げすぎないのがコツ。昼寝の話題自体は最近もメディアで取り上げられていて、Venu 3の機能として認知が広がってる。(grape [グレイプ])
そして日本で刺さるのがSuica。Venu 3/3SはSuica対応が明記されていて、改札をスマホ無しで抜けられる生活は強い。(Garmin Japan)
ただ、ここも“完璧な魔法”ではない。5chでは「改札は右腕の方が便利。身体をクロスさせなくて済む」みたいな、妙にリアルな運用談が出ていた。(itest.5ch.net[公式]|5ちゃんねる掲示板をスマホで快適閲覧)
さらにトラブル系だと、再ペアリング後にSuicaが無効になったりカードエラーになったりするケースがあり、Garmin公式も復旧手順を用意している。(ガーミンサポート)
価格.comでも「チャージできなくなった」相談が立っていて、Suicaは便利だけど“たまに詰まる”前提で知っておくと安心。(価格.com掲示板)
通話機能もVenu 3のキャラを決めてる。スピーカーとマイク内蔵で、スマホが近くにあれば腕で通話できる(LTEは無し)。(DC Rainmaker)
ラン中にスマホをウエストポーチに入れてる人が「いちいち取り出さずに話せるか気になる」って悩むの、めちゃ分かる。実際そういう相談が掲示板に出ている。(価格.com掲示板)
音質は「普通に使える、クリア寄り」というレビューもあって、緊急の電話なら十分戦える。(DC Rainmaker)
ただiOS絡みの相性ネタはたまに出てくるので、ここも過信はしないほうがいい。(Reddit)
Venu 3とVenu 3Sで迷う人は多い。サイズ・画面・重さ・電池が差。45mmのVenu 3と41mmのVenu 3S、ディスプレイも1.4インチと1.2インチ、重さも付属バンド込みで47gと40g、バンド幅も22mmと18mm。(ケータイ Watch)
ここは「見やすさと電池」を優先するならGarmin Venu 3、「寝るときの存在感」を減らしたいならGarmin Venu 3Sが気持ちいい。寝具に手首が当たるタイプの人は、数ミリの差が効く。
あと、意外と見落とすのが「iPhoneだとできないこと」。Androidだと通知へのテキスト返信や通知画像表示ができるが、iPhoneは通知確認中心になりやすい。(ケータイ Watch)
iPhoneユーザーが「返信できると思ってたのに…」となるの、ここが原因になりがち。
健康系で言うと、心電図(ECG)も話題。Garminは2025年4月に心電図(ECG)アプリの国内提供開始を発表している。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
ただしECGは“対応モデルでも地域や条件で制限”が絡むジャンルなので、買う前に公式の注意事項は一回読んだほうがいい。(ガーミンサポート)
購入後に地味に効くのが周辺アイテム。バンドは22mm(Venu 3)/18mm(Venu 3S)なので、気分で替えると飽きにくい。
・Venu 3 用 交換バンド(22mm)
・Venu 3S 用 交換バンド(18mm)
保護フィルムも、気になる人は最初に貼ってしまうのが楽。
・Venu 3 保護フィルム
・Venu 3S 保護フィルム
充電は注意点がある。Garminは「純正以外の充電ケーブル使用による損傷は保証対象外になりうる」旨を案内しているので、ケーブルはケチらない方が平和。(ガーミンサポート)
・Garmin 充電ケーブル(Venu 3対応)
・Garmin 充電スタンド(Venu 3対応)
運動ガチ勢寄りの人は、Venu 3だけで完結させずに胸ベルト心拍計を併用する話もよく出る。手首心拍のクセが気になる人ほど、ここは素直に分けた方がストレスが減る。
・Garmin HRM-Pro Plus
・Garmin HRM-Dual
体重も同じで、Garminエコシステムに寄せるなら体重計があると楽。
・Garmin Index S2
じゃあ、他のGarminと比べてどうか。ざっくり言うと、Venu 3は「健康・睡眠・日常の気持ちよさ」を最優先にしたい人向け。運動のメニューや指標を追い込みたいなら、迷いはGarmin Forerunner 265やGarmin Forerunner 265Sに寄る。入門~中堅ならGarmin Forerunner 165やGarmin Forerunner 165 Musicも候補。
もっと山・長距離・雑に扱いたいならGarmin Instinct 2やGarmin Instinct 2X Solar。全部盛り趣味ならGarmin fēnix 8やGarmin Epix Proに行きたくなる。
逆に「運動より見た目優先で、でもGarminの健康データは欲しい」ならGarmin vívomove Sportみたいな変化球もある。四角いのが好きならGarmin Venu Sq 2が刺さる人もいる。
他社との比較でよく出るのは「スマート機能の濃さ」と「電池」のトレード。iPhone中心で“スマートウォッチの便利さ”を最優先ならApple Watch Ultra 3やApple Watch SE (第3世代)が候補になる。Androidでウォッチ単体を強くしたいならSamsung Galaxy Watch8やSamsung Galaxy Watch8 Classic、尖ったやつでSamsung Galaxy Watch Ultra(2025)もある。 (Samsung Global Newsroom)
Google派ならGoogle Pixel Watch 4も正式に展開されている。 (Google Store)
睡眠だけガチで見たい人は指輪型のOura Ring 4という逃げ道もある(ただし別世界)。 (Oura Ring)
コスパ寄りにするならFitbit Charge 6みたいな“軽い装着感”の路線も強い。 (WIRED.jp)
最後に、買ってからの“あるある”を置いておく。
・通知を全部ONにすると、手首がずっと騒がしい。アプリごとに絞るだけで別物になる(iPhone側の通知仕様のクセで悩む人もいる)。(Reddit)
・Suicaは便利だけど、再ペアリングや機種変更のタイミングで焦る場面がある。公式手順があるのは救い。(ガーミンサポート)
・アップデート直後に「電池減り早すぎ」祭りが起きることがある。情報を追ってから落ち着いて対応が吉。(価格.com掲示板)
ここまで読んで、「毎日つけて、睡眠と体調の流れを掴みたい」「充電のことを考えたくない」「Suicaが使えるのはデカい」と思ったならGarmin Venu 3はかなりいい選択になる。逆に「時計単体のスマート機能を最優先」「常時表示で1週間持ってほしい」「アップデートの不具合話が無理」なら、別の軸で考えた方が後悔は少ない。悩む時間も含めて買い物なので、サイズだけは本気で迷っていい。Venu 3とVenu 3S、ここ外すと地味に長引く。

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