「一定ペースで走りたいのに、気づくと速くなってる」「逆に遅れて、後半取り返せない」——そんな“あるある”を最短で解決してくれるのが、Garminのペースアラートです。私はペース走・マラソン・ビルドアップ・ロング走まで、ペースアラートを使い倒してきました。結論から言うと、設定のコツは「狭すぎない範囲」と「通知の出し方(音/振動/音声)」。ここを押さえると、走りが一気に安定します。
ペースアラートとは?「速すぎ・遅すぎ」をその場で矯正できる機能
ペースアラートは、目標ペースから外れた瞬間に通知してくれる仕組みです。実際の感覚としては、フォームが崩れてペースが上がった/下がったタイミングを“即座に”引き戻すための「ペースの壁打ち相手」みたいな存在。
私が初めて本格的に使ったとき、ペース走の後半でありがちな“微妙なペース上げ”がピタッと止まりました。時計を見る回数が減るので、呼吸と接地に集中できるのも大きいです。
まずは機種選び:ペースアラートを快適に使える定番モデル
ペースアラート中心で選ぶなら、ラン向けの操作性と通知の扱いやすさで選ぶのが近道です。記事でよく比較対象になるモデルをまとめます(迷ったらこの中からでOK)。
ランニング特化(最短で使い倒せる)
- ガーミン Forerunner 265(バランス型。普段使い〜大会まで)
- ガーミン Forerunner 965(上位モデル。表示も操作も快適)
- ガーミン Forerunner 255(コスパ重視で“走る”に寄せたい)
- ガーミン Forerunner 955(トレーニングを深掘りしたい派)
- ガーミン Forerunner 165(初めてのGarminで迷いにくい)
- ガーミン Forerunner 55(とにかくシンプルに始めたい)
マルチスポーツ/アウトドア(ロング走や山でも使うなら)
- ガーミン fenix 7(タフで長時間運用向き)
- ガーミん epix Pro(表示が見やすい&全部入り寄り)
- ガーミん Venu 3(日常も運動もスマートに)
- ガーミん vivoactive 5(普段使い寄りで運動もやる)
- ガーミん Instinct 2(アウトドア色強め)
- ガーミん Enduro 2(超ロング向け)
音声通知を絡めたい人が記事で一緒に検討しがちなモデル
ペースアラートの設定手順(最短で迷わないやり方)
基本は「ラン」などのアクティビティ設定から、**ペース(範囲)**を作るだけです。
- アクティビティ(ラン)を開く
- 設定(歯車)→ アラート → 新規追加
- 「ペース/スピード」を選ぶ
- **下限(遅い側)と上限(速い側)**を入れる
- 通知(音/バイブ)を好みに調整して保存
ここで大事なのが、最初からガチガチに詰めないこと。私は最初「キロ5:00ぴったり」みたいに狙って鳴りっぱなしにしました。おすすめは、まず“広め”に作って、慣れたら絞る流れです。
体験談:ペースアラートがハマった3つのシーン(そのまま真似できる設定例)
1) ペース走:後半の“無意識な上げ”を止める
ペース走でいちばん怖いのは、前半気持ちよくて上げて、後半垂れるパターン。私はここにペースアラートを入れてから、最後まで脚が残る率が上がりました。
コツは「速すぎ」を先に抑えること。速い側の上限をきっちり設定すると、余計な元気を使わなくなります。
2) マラソン本番:序盤のオーバーペースを強制ブレーキ
スタート直後は周りにつられて速くなります。私はこの局面でペースアラートが鳴ると、「今、抑える局面だ」と冷静になれる。時計を凝視しなくても修正できるので、呼吸が安定しやすいです。
3) ビルドアップ:上げるタイミングを“通知”で作る
ビルドアップは気持ちが先行して早めに上げがち。範囲を段階的に作っておくと、**“鳴ったら次の段階へ”**の合図になります。走りながら考えなくてよくなるのが地味に効きます。
「音声でペースを聞きたい」人向け:オーディオ通知の作り方
走っている最中、画面を見続けるのはストレスです。そこで便利なのが、音声でペース系の通知を受ける運用。私はロング走の後半、視線を上げたいときに助けられました。
イヤホン運用で相性がいい定番
- Shokz OpenRun(周囲の音も拾いやすい)
- Shokz OpenRun Pro(音の厚みが欲しい派)
- SONY WF-1000XM5(集中して走りたい派)
- Apple AirPods Pro(iPhone併用が多い派)
スマホ連携の土台として出番が多い
音声通知は、走りの“情報の取り方”を変えます。画面→耳に変えるだけで、フォームが崩れにくくなる感覚がありました。
「鳴りすぎる」「鳴らない」を潰す:ペースアラートの失敗パターンと対策
失敗1:ペースのブレで鳴りっぱなし
GPSや環境で瞬間ペースは揺れます。対策は2つ。
- 範囲を少し広げる(まずはここ)
- ペースを安定させる機材を足す(上級者向け)
ペースの安定で記事に出やすい代表格がフットポッド系。私は一定ペース走のストレスが減りました。
Garmin系アクセサリを組み合わせる文脈もよく出ます。
失敗2:通知が気になって走りに集中できない
ここは「通知の強さ」を落とすのが正解。私は最初、音+バイブでうるさくして逆に疲れました。
慣れるまではバイブ中心、レースは状況に合わせて、がちょうどいいです。
失敗3:鳴らない/音声が出ない
多くは「アクティビティごとの設定ミス」か「音声通知の前提条件」の見落とし。
チェックの順番はこれでOKです。
- いま走っているアクティビティに設定できているか
- 範囲が極端(実質到達しない値)になっていないか
- 音声運用なら、スマホ側の状態やイヤホン接続が整っているか
目的別おすすめ:この設定にすると気持ちよく走れる(私の落としどころ)
- ジョグ:ゆるく“速すぎ”だけ抑える(疲労を溜めない)
- ペース走:上限を厳しめ、下限は少し余裕(垂れたら立て直せる)
- マラソン:序盤の上限を特に重視(後半の自分を守る)
- ビルドアップ:段階ごとに範囲を作る(迷いが消える)
最初は完璧を狙わず、「鳴りすぎない設定」から始めると、ペースアラートが一気に味方になります。
まとめ:ペースアラートは“見る”から“整える”へ
ペースアラートは、速い・遅いをただ知らせる機能ではなく、走りの質を整える道具です。まずはあなたの練習でいちばん崩れやすい局面(序盤の上げすぎ/後半の垂れ/ビルドアップの焦り)に合わせて、範囲を一つ作ってみてください。
機種で迷うなら、ラン中心なら ガーミン Forerunner 265、アウトドアも含めて万能にいくなら ガーミン fenix 7 を起点に考えるのが失敗しにくいです。

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