GarminウォッチやGarminサイクルコンピューターを使っていると、トレーニングステータスに**「ピーキング」と表示されることがあります。結論から言うと、Garminの「ピーキング」は疲労が抜けてパフォーマンスを発揮しやすい“仕上がり”に近い状態**を示すサインです。とはいえ、表示をうのみにせず、なぜピーキングになったかを読み解くのが重要です。
この記事では、「garmin ピーキングとは」で検索する人がつまずきやすいポイント(意味/いつ出る/どれくらい続く/出ない理由/レース前の使い方)を、実際にありがちな場面に落とし込んで解説します。あわせて、記事内で扱うGarmin製品も多めに紹介します。
Garminの「ピーキング」とは(いちばん短い答え)
Garminの「ピーキング」は、トレーニングの積み上げで生まれた疲労が回復し、直近の負荷が適度に落ちたことで“良い状態”に寄っていると判断されたときに出やすい表示です。多くの場合、レース前の**テーパリング(練習量を落として整える期間)**と相性が良く、「そろそろ本番向き」というニュアンスで捉えると理解しやすいです。
「ピーキング」が表示されるのはどんなとき?
ありがちな体験①:レース2週間前に負荷を落としたら突然出た
例えば、これまでしっかり走り込んでいて、直近数日〜1週間でジョグ中心に切り替えたタイミング。Garmin側は「負荷が下がった=回復が進んだ」と解釈しやすく、ピーキングが出る典型パターンです。
ありがちな体験②:忙しくて練習が減ったらピーキング(でも体感は微妙)
仕事や育児で練習量が落ちた結果、数値上は回復が進んでピーキングに寄ることがあります。ここで重要なのは、ピーキング=常に体感が最高とは限らない点。睡眠や栄養、ストレスが乱れていると、数値上の“整い”と体感がズレることもあります。
- 日常使いの例: Garmin Forerunner 255 / Garmin Forerunner 165 / Garmin Venu 3
ありがちな体験③:走るのは少なめ、でも自転車中心でピーキングが出た
ランだけでなく、バイクの強度や量が影響する運用も多いです。特にサイクリング中心の人は、サイコンやパワー計と組み合わせるとトレーニングの読み取り精度が上がります。
- 自転車の例: Garmin Edge 1040 / Garmin Edge 840 / Garmin Edge 540 / Garmin Rally RK200
「ピーキング=休めば出る」ではない(誤解しやすいポイント)
ピーキングは、単に休んだだけで出るというより、それまでのトレーニングの積み上げが背景にあって、そこに**回復(負荷の低下)**がうまく乗ったときに出やすい表示です。
- 積み上げが薄い状態で休みだけ増えると、ピーキングより「維持」や「低下」っぽい判定に寄ることもあります
- 逆に、強い練習を続けて疲労が強いと、ピーキングに入らず「高負荷」側の判定になりやすいです
Garminの「ピーキング」をレース前に活かすコツ
1)ピーキングが出たら「やること」は増やさない
ピーキング表示が出た直後に「調子いいから追い込もう」とすると、疲労が戻って表示が崩れやすいです。レース前は、刺激入れ(短い強度)を入れるにしても、量は増やさないのが安全です。
2)レース当日までの“整え方”をルーティン化する
ピーキングが出やすい人ほど、次の3つを固定すると安定します。
- 睡眠:就寝起床をそろえる
- 栄養:炭水化物・水分・塩分の不足を作らない
- 強度:短い刺激はOK、だらだら長く追い込まない
日常の回復チェックをしやすいモデルとしては、以下が使われがちです。
Garmin epix Pro Gen 2 / Garmin fenix 8 / Garmin Instinct 2X Solar
3)心拍計やパワー計で「入力データ」を安定させる
ピーキング判定は、日々の計測品質にも左右されます。走り・バイクの計測を安定させたい人は、胸ストラップやパワー計の導入でブレが減ります。
- 胸ストラップ: Garmin HRM-Pro Plus / Garmin HRM-Pro / Garmin HRM-Dual
- ラン指標補助: Garmin ランニングダイナミクスポッド
- パワー計: Garmin Rally RS200 / Garmin Vector 3
「ピーキングが出ない」「表示されない」よくある原因
原因①:装着時間が短く、データがたまっていない
まず多いのがこれです。トレーニングステータス系は“継続データ”が必要なので、練習のときだけ装着だと判断材料が足りないことがあります。生活装着しやすいモデルを選ぶ人もいます。
Garmin vivoactive 5 / Garmin Venu 2
原因②:強度のある運動が少なく、推定が伸びない
ジョグだけだと、指標が動きにくいことがあります。週1回だけでも短い刺激を入れると、判定が安定しやすい人が多いです。
原因③:計測が不安定(心拍が飛ぶ/ズレる)
光学心拍は便利ですが、冬場やフォーム、装着位置でブレることがあります。記録が不自然な日は、判定も揺れやすいです。胸ストラップが合う人は、ここで一気に安定します。
Garmin HRM-Run / Garmin HRM-Tri
「ピーキング」と混同しやすい表示との違い(ざっくり整理)
- 「回復」っぽい表示:休養や軽めが続いて疲労が抜けている
- 「維持」っぽい表示:大きく伸びても落ちてもいない
- 「高負荷」っぽい表示:トレーニング量・強度が積み上がって疲労が濃い
ピーキングは、その中でも**“仕上がり側”に寄ったタイミング**として理解しておくと、判断がシンプルになります。
目的別:ピーキングを読み解きやすいGarmin製品(例)
ラン中心で「ピーキング」を見たい
Garmin Forerunner 970 / Garmin Forerunner 570 / Garmin Forerunner 55
トライアスロンや長距離で「整い」を作りたい
Garmin Forerunner 945 / Garmin Forerunner 745 / Garmin Enduro 2
バイク中心で「ピーキング」を作りたい
Garmin Edge 130 Plus / Garmin Tacx Neo 2T / Garmin Tacx Flux S
体重・回復管理も一緒にやりたい
よくある質問(FAQ)
Q1. 「ピーキング」が出たら練習は休むべき?
完全休養に寄せるより、短い刺激+軽めのボリュームが合う人が多いです。大事なのは「やりすぎない」こと。
Q2. 「ピーキング」が出たのに走ると重いのはなぜ?
睡眠不足・栄養不足・ストレス・気温差・計測のブレなどで、数値と体感がズレることがあります。数日単位で見て、違和感が続くなら負荷をさらに落として整えるのが無難です。
Q3. 「ピーキング」はどれくらい続く?
短いことが多いです。表示が動いても焦らず、当日の体感(脚の軽さ)と睡眠を優先すると失敗が減ります。
まとめ:Garminの「ピーキング」は“仕上がりサイン”。理由を読めると武器になる
Garminの「ピーキング」は、レース前にうまく整ってきた目安として便利ですが、最も大事なのは「なぜその判定になったか」を理解することです。負荷の落とし方、睡眠、栄養、計測の安定性まで整えると、ピーキング表示を“たまたま出る表示”から“狙って作れる状態”に近づけられます。
気になる人は、まずは日々のデータを安定させやすい組み合わせ(例: Garmin Forerunner 965 + Garmin HRM-Pro Plus )から始めると、読み取りやすさが一段上がります。

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