「買ったのに“魚探が映らない/見づらい”」は、だいたい 初期設定のまま・ゲイン上げすぎ・ノイズ対策不足・送画(スクロール)不一致・振動子まわりのどれかに寄ります。
この記事は、初回セットアップ→当日の釣りで迷わない調整→よくあるトラブル復帰の順で、設定を“身体で覚える”流れに落とし込みます。機種は違っても考え方は共通なので、当てはめて読めます。
設定の前に:よく使われる機種と周辺を先に押さえる(迷子防止)
設定記事で登場しやすい代表モデル・周辺機器をまとめておきます(記事内の製品名はすべて広告リンクです)。
- 魚探本体:
GARMIN STRIKER Vivid 7cv / GARMIN STRIKER Vivid 9sv / GARMIN STRIKER Plus 7cv
GARMIN ECHOMAP UHD2 73sv / GARMIN ECHOMAP Ultra 102sv / GARMIN ECHOMAP Ultra 2 102sv - 振動子(映りを決める主役):
GARMIN GT20-TM 振動子 / GARMIN GT54-TM 振動子 / GARMIN GT54UHD-TM 振動子 / GARMIN GT56UHD-TM 振動子 - ライブソナー(発展編で一気に“別世界”):
GARMIN LiveScope Plus System (GLS 10 + LVS34) / GARMIN GLS 10 / GARMIN LVS34 - 海図・連携:
GARMIN Navionics+ Japan microSD/SD 海図 / Garmin ActiveCaptain
最短で「まず映る」基本設定(初回10分ルーティン)
ここは“体験の流れ”で覚えると強いです。出港前、桟橋で電源を入れたら次の順で触ります。
1) 表示は「2D → ClearVü →(あれば)SideVü」の順で見る
最初は情報が多すぎると迷うので、2D(従来魚探)で底が安定するのを先に作ります。底が安定すれば他の表示も整えやすいです。
2) レンジ(深度範囲)は“自動”から、迷ったら手動で狭める
「水深20mの湖」でレンジが100mになっていると、魚影が潰れて“何もいない”に見えがち。
自動で合わない日は、レンジをその日の水深+ちょい上に狭めるだけで一気に見やすくなります。
3) ゲイン(感度)は“上げすぎない”が正解
よくある失敗は「何も映らない→ゲインを爆上げ→ノイズだらけ→さらに迷子」。
コツは逆で、ゲインは上げるほど良いではなく、魚影が“魚に見える”範囲で止めること。
- 目安の体感:
- 2Dは「底が太くなりすぎない」範囲
- ClearVüは「細かい反応が出るが、画面が雪にならない」範囲
- SideVüは「白飛びしない」範囲
4) ノイズ除去(干渉)→表層雑音→TVG の順で“最低限”
ノイズ系は強くしすぎると、魚影まで薄くなることがあります。
順番は 干渉(Interference)→ 表層雑音 → TVG。まずは最低限から。
5) 送画(スクロール)速度は「その日の船速」に合わせる
ドリフトで流しているのにスクロールが速いと、魚影が横に引き伸ばされて“判別不能”。
逆に高速移動なのに遅いと、情報が詰まりすぎます。迷ったら自動寄りにして、違和感が出た時だけ調整します。
状況別おすすめ設定(釣りの“あるある”で決める)
ここからは「今日の釣り方」に合わせた実戦テンプレです。
湖・野池(浅い/ゆっくり)|2Dが見やすいと全てが楽
- 2D:レンジは浅め固定、ゲインは控えめ、表層雑音は少し
- ClearVü:ゲインをほんの少し上げ、底の変化(ハンプ・ブレイク)を見る
- あるある:風が無くて魚が浮く日は、表層雑音を上げすぎると“上の反応”が消えるので注意
導入モデルの候補:
GARMIN STRIKER Vivid 7cv / GARMIN STRIKER Plus 7cv
振動子の候補:
GARMIN GT20-TM 振動子
沖(深い/潮が速い)|TVGとレンジが“勝ち筋”
- 2D:レンジは自動→底が抜けるなら手動で底付近を確保
- TVG:深場ほど効く(ただし強くしすぎると反応が薄くなる)
- 送画速度:高速移動・潮流・波で体感が変わるので、底が追従しづらい日はスクロールを見直す
おすすめ構成:
GARMIN ECHOMAP UHD2 73sv / GARMIN Navionics+ Japan microSD/SD 海図
振動子の候補:
GARMIN GT54-TM 振動子 / GARMIN GT54UHD-TM 振動子
走りながら地形を拾う(サーチ重視)|Aスコープとスクロールの“体感合わせ”
「通過した瞬間だけ反応が出る」のがサーチの難しさ。ここで効くのが Aスコープ(機種対応時)とスクロールです。
- Aスコープ:今真下の反応を取りこぼしにくい
- スクロール:速すぎると薄く、遅すぎると詰まって判別しにくい
“サーチが楽になる”候補:
GARMIN ECHOMAP Ultra 102sv / GARMIN ECHOMAP Ultra 2 102sv
LiveScopeを使うなら:設定は「見たい距離」と「ノイズ」の2軸
ライブソナーは、最初に「距離を追うのか」「近距離の精密を見るのか」を決めると設定が速いです。
迷った日は、距離は短め→ノイズ少なめから始めると、魚とゴミの判別が崩れにくいです。
おすすめ構成:
GARMIN LiveScope Plus System (GLS 10 + LVS34) / GARMIN GLS 10 / GARMIN LVS34
よくあるトラブル別:設定で直す順番(現場の“焦り”を想定して)
釣り場で困るのは、だいたいこの5つです。焦って全部いじると迷子になるので、順番だけ固定します。
1) 画面が雪・ザラザラ(ノイズだらけ)
- ゲインを少し下げる
- 干渉(Interference)を最小から上げる
- 表層雑音を少し上げる
- それでもダメなら「電源系・配線・取り付け」を疑う
取り付けや振動子の影響が大きいケースが多いので、まず“映りの土台”を強くしたいなら:
GARMIN GT56UHD-TM 振動子 / GARMIN GT54UHD-TM 振動子
2) 底が抜ける/底が追従しない
- レンジを手動で底付近を確保
- TVGを弱め〜中程度に
- スクロール速度を見直す
- 波・気泡・振動子角度の影響を疑う
“底取りが強い”方向の候補:
GARMIN ECHOMAP UHD2 73sv / GARMIN GT54-TM 振動子
3) 反応はあるのに魚に見えない(判別できない)
- ゲインを少し下げる(まず“形”を作る)
- ノイズ除去をかけすぎていないか戻す
- 2DとClearVüを見比べて「底の反応」と「魚の反応」を分ける
“見比べがしやすい”候補:
GARMIN STRIKER Vivid 9sv / GARMIN ECHOMAP Ultra 102sv
4) Quickdrawの等深線がズレる(浅く/深く表示される)
水位変化や誤差がある日は、Quickdrawのオフセットが効きます。
海図と見比べながら“基準の深度”を決めて補正すると、地形の再現性が上がります。
合わせて登場しやすい:
GARMIN Navionics+ Japan microSD/SD 海図
5) 何を触ったか分からなくなった(復帰したい)
最短は“リセット→再調整”です。特に釣行当日は、完璧主義より復帰速度が正義。
設定を戻して、上の「初回10分ルーティン」だけやり直すと、だいたい復活します。
釣行をラクにする“設定と相性がいい”周辺アイテム
設定そのものではありませんが、現場でのストレス(電源・保存・固定)が減ると設定が安定します。
- 海図やログ保存に:
SanDisk Extreme microSDXC 128GB / Samsung PRO Plus microSD 128GB - 電源まわりの安心感に:
Renogy 12V 100Ah LiFePO4 / EcoFlow RIVER 2 - 画面位置が決まると“設定が決まる”:
RAM Mounts RAM-111U / RAM Mounts RAM-202U - 連携・管理がラクになる:
Garmin ActiveCaptain
まとめ:迷ったら「ゲイン→ノイズ→TVG→スクロール」の順で戻す
“映り”は、いじる順番さえ固定すれば一気に安定します。
最初は 2Dで底を安定させ、次に ClearVüで地形、必要なら SideVüで左右、そして LiveScopeで点を撃つ。この流れを作るだけで、「設定に時間を取られて釣りにならない」が減ります。
最後に、記事内の流れをそのまま再現しやすい組み合わせを置いておきます。
GARMIN STRIKER Vivid 7cv + GARMIN GT20-TM 振動子(まず映る導入)
GARMIN ECHOMAP UHD2 73sv + GARMIN GT54UHD-TM 振動子 + GARMIN Navionics+ Japan microSD/SD 海図(沖・海図・地形)
GARMIN LiveScope Plus System (GLS 10 + LVS34)(発展編の決定版)

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