「opportunity cost(機会費用)」って言葉、最初に聞いたときは「なんか意識高い系の横文字…」って感じで、正直スルーしてました。
でも、生活してると「うわ、今の選択ミスったかも」みたいな瞬間ってあるじゃないですか。あれを雑に言語化すると、たぶん機会費用。
私は機会費用をこう覚えてます。
何かを選んだ瞬間に、選ばなかった方の“いちばん良さそうな未来”を捨ててる
その捨てた未来の値段が opportunity cost
めっちゃ主観だけど、これが一番しっくりきました。
機会費用って「出費」じゃなくて「取り逃した得」っぽい
たとえば、休日にダラダラするのは別に悪じゃない。
でも「やるべきことがあったのに、ダラダラした」場合は、ダラダラの代償がデカくなる。
つまり機会費用は、レシートに出ないのに地味に効く。
この“地味な効き方”が厄介で、気づいた頃には「あれ、今週なにも進んでない」みたいになる。
私の雑な失敗例:買い物の機会費用、ぜんぜん見てなかった
私は昔、勉強しようと思って本を積んで満足するタイプでした。
結局、読まずに「買った気持ち」だけ残るやつ。
これ、支払ったお金もそうだけど、もっと痛いのは
「その時間で本当に必要な1冊を選べた未来」とか
「買う前に30分で目次チェックできた未来」とかを捨ててた点なんですよね。
そこで、まず“基礎の基礎”から戻るために買ったのがこれ。
難しいことはさておき、「選ぶってことは捨てること」って感覚が、ここでやっと腹落ちしました。
計算は雑でいい(私はいつも雑)
機会費用って厳密に計算しようとすると沼るんですけど、私はこうやって雑にやってます。
- Aを選ぶ
- B(次に良さそうなやつ)を捨てる
- Bで得られたっぽい価値をざっくり見積もる
- それが「今の選択の裏コスト」ってことにする
たとえば「勉強2時間 vs 動画2時間」。
動画が悪いわけじゃないけど、テスト前なら“勉強で上がった点数”が捨てた未来。
その点数が将来どう効くかまで考えると、急に動画の2時間が重く見えてくる。これが機会費用の嫌なところ(でも便利)。
ぶっちゃけ意思決定は感情で決まるので、その癖を知りたい
「機会費用を考えよう!」って言っても、私は感情で選びがちです。
なので、行動経済学っぽい本で自分の癖を観察する方向に逃げました。
- ファスト&スロー 上 あなたの意思はどのように決まるか
- ファスト&スロー 下 あなたの意思はどのように決まるか
- 予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
- NUDGE 実践 行動経済学 完全版
読んでると「自分の脳、思ったより適当だな…」ってなって、
結果的に“機会費用の大きい選択”を避けやすくなった気がします(気がするだけ)。
「時間を買う」って、機会費用の感覚があるとやりやすい
機会費用って、結局は「時間」をどう使うかの話になりがち。
なので私は、時間を守る道具を増やしました。雑に。
- Time Timer MOD(残り時間が見えるのが地味に効く)
- ポモドーロタイマー(25分だけやる、ができる)
- ジブン手帳(未来の予定を書くだけで損失が見える)
- ほぼ日手帳(気分ログとして便利)
- コクヨ キャンパスノート(とにかく雑に書ける)
- コクヨ 測量野帳(持ち歩き用、ラフメモ用)
このへんは「買えば人生変わる!」じゃなくて、
「迷ってる時間を減らす」って意味で機会費用を削る道具、という感覚です。
私の“読書”の機会費用を下げたやつ(画面の誘惑に負けるので)
スマホで読もうとすると通知に負けるので、読書はこれに逃がしてます。
あと、机まわりのストレス(=集中の機会費用)を減らす用に、こういうのも増えがち。
- Logicool MX Master 3S
- エレコム マウス 静音
- Ergotron LX モニターアーム
- スタンディングデスク
- パナソニック デスクライト
- アイリスオーヤマ デスクチェア
- ホワイトボード 立てかけ
このあたり、完全に趣味の領域です。気づいたら机が装備品で埋まってる。
「集中の機会費用」って地味にデカい(私は音に弱い)
集中が途切れると、戻るまでの時間がもったいない。
これが私の中では一番わかりやすい機会費用。
高いヘッドホンの正当化をしてるだけにも見えるけど、私の場合は“気持ちの切り替えスイッチ”として効きました。
ガジェットで「選択の後悔」を減らすのも、まあ機会費用対策っぽい
私は通知と誘惑に弱いので、環境ごと分ける派です。
「作業はこれ」「ダラダラはこれ」みたいに。
結果として「迷ってる時間」が減るので、機会費用がちょっと減った…気がします(また気のせい)。
小さいけど効く、私の“回復”セット(ここも機会費用)
疲れてると全部の意思決定が雑になるので、回復の道具も増えました。
これはもう完全に生活の趣味。
- サーモス 真空断熱マグ
- 象印 ステンレスマグ
- Anker 充電器 GaN(充電切れの“やる気ロス”が減る)
- キングジム テプラ(探し物の時間が減る=機会費用が減る、たぶん)
最後に:機会費用を意識すると、選ぶのがちょっとだけ上手くなる(気がする)
opportunity cost(機会費用)って、ちゃんとやろうとすると難しいんだけど、
私みたいに雑でも「今これを選ぶと、何を捨てる?」って一回だけ考えると、変な選択が減る気がします。
で、私はだいたいこう締めます。
- 「捨てる未来」を言葉にできるなら、その選択はたぶん納得できる
- 言葉にできないなら、いったん保留してもいい(保留も選択)
結局、選択って趣味みたいなもので、最適解より「自分が後悔しにくい形」を探す作業なのかもしれません。

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